ヴェクショーからカルマルへ抜けるあたりはスモーランド地方と言われているらしい。お隣のスコーネ地方とは異なり石ころが多く農業には不向き。だから森の連続。森また森。時々、森が開けて村が現れると、そこにスモーランド ガラスの王国の工房があちこちに見られる。8月27日、私たちはその一軒の工房に立ち寄った。
ショールームには、誰もいなかったけれど美しい作品の陳列に見ほれていると、やがて店の主人が奥から現れて、「前も来たことがあるか?」と聞くので”NO”だ。緑子さん、このお店がいたく気に入ったらしく旅行のおみやげをこのスタジオで購入するらしい。
高価な物が多いのだけれども私たちの手の届く小物もいくつかある。我が家の記念品もここの物にした。彼は早速,歯医者で使うのとほとんど同じドリルでサインをしてくれた。”ERIKSHYTTAN”。
その後、従姉妹の家で Bo & Midori に Erikshyttan のことを話した。なんと、この作者のことを彼らもひいきで、年に一度はこのスタジオを訪れるのだそうだ。そして、我が家の長男の結婚記念の品もここで買っておいていただいた。そのサインもまさし”ERIKSHYTTAN”だ。偶然としか言いようがない。彼のホームページは http://www.erikshyttan.se/ 紹介されている作品は、いずれも美しい。お値段もそれなりにいい。