NOBURIN  無事帰国!

 出発した8月24日暑い暑い日でした。スウェーデンで涼しい思いをして、9月3日セントレアの滑走路に降り立ってみるとやはり暑い暑い朝でした。 でもちがうところは、田の稲刈りがずいぶん進んでいて、ツクツクボウシの声もひときわ高く聞こえていました。暑くてもやはり秋が来ていました。 

二人三脚の珍道中

 NOBURINと緑子さんの旅は、珍道中と二人三脚の行脚。旅ののっけからストックホルム  セルゲル広場を大きなトランクを引きずってゆく図は、お上りさん二人の珍道中の始まり。その後のことは、各ページでご覧いただいた通り。
二人三脚の方は・・・。緑子さん、あちらの言葉でおしゃべりはあまりしなかったが、肝心なところは聞き取れるらしい。NOBURINが相手の会話ことをよく聞き取れずとんちんかんな受け答えをしていると、「MIDORIさん何年ぐらいスエーデンに暮らしているのって、きいているんじゃない?」とか、「このタクシーの運転手、空港のターミナル1に着けるのか、ターミナル2に着けるのか、聞いてているんじゃない?」。こんなとき、たいがいNOBURIN、「いいお天気ですね。」とでも言っているのだろうと考えている。
ドライブでのこと、助手席側の死角に障害物があるのに気づかなかった。そちらの方へ大きくハンドルを切ろうとしたとき、緑子さん制止した。危うく2,000クローネおよそ3万円余分な出費をするところだった。

 

 団体のツアー旅行もそれなりに楽しいことがあるだろうけれども、この珍道中は土地の光と風、空気や人情を肌でじかに感じることが出来ました。 こんな旅のやり方を伝授してくれたのが長男の洋平だ。3年前アラスカの旅で珍道中にはまってしまった。このとき私たちは、長男に随分寄りかかっていたけれど、今回は緊張の二人旅だ。「Sweden旅日記」を見て彼曰く、「こんな面白い旅が出来るようになって、僕も嬉しい!」と。

 

 

 

  この面白い旅を支えて下さったのは他でもない BO & MIDORI 夫妻であることは言うまでもない。ホテルや B&Bの予約確認、レンタカーの手配(格安で)、旅のコースのアドヴァイス、宿泊のための部屋の提供、スモーランド地方とスコーネ地方への案内など、何度もファックスをやりとりして下さった。 MIDORIさんがスウェーデンに住み着くようになった訳が何となくわかるような気がした。
出来ることなら来年も風に吹かれるみたいに出かけたい。介護タクシードライバーを続けて・・・。そういえば 牧場のB&Bに連れて行ってくれたタクシーの運転手に、「自分もJapanでタクシードライバー」と言ったら、急に優しくなって握手を求めてきた。無愛想な人も話せば和むものだ。話すことも、もっと頑張ろう!

 

最後までご覧くださり有り難うございました。  おわり