1月14日(木)クライストチャーチ B&Bナッツンファーム・デグッチを8:50出立して 200キロメートル先 南島の臍部分、レイク・テカポへ向かいます。 今日からランドクルーザを駆って本格的なドライブだ。東海岸沿いの国道1号線からランギタタ(Rangitata)より79号線に入って内陸部へ。10:45 ナッツンファームから約140キロ地点 ジェラルディーン という村を通る。11:15 156キロメートル地点”美しの谷”と言うのだろうかBeautiful Valleyあたり 晴天に恵まれ快適なドライブを続ける。フェアリー Fairlie (約180キロメートル地点)で国道8号線に入る。12:20分 出発から3時間30分 216キロメートル走って レイク・テカポ Lake Tekapo に到着。
![]() ![]() 国道79号線 Beautiful Valleyあたり 晴天に恵まれ快適なドライブを続ける |
クライストチャーチ ナッツンファーム デグッチからレイク・テカポまでの地図を貼り付けてみました。小さくて分かりにくいところもありますが、”大きな地図で見る ”をクリックすると見やすいかもしれません。
拡大したり移動したりして見ることができます。地名を検索することもできます。
地図からもとのホームページへ戻るときには、下の図にあるように
上から二列目の左向き矢印(赤い円で囲っています)をクリックして下さい。
上の地図で、レイク・テカポは、クライストチャーチとクイーンズタウンの中間にあります。「拡大地図を表示」をクリックしてご覧ください。
レイク・テカポ
上のパノラマ写真に見える湖が、国道8号線の坂道を下る途中で突然見えてきた。ブルーの湖水にサザンアルプスの連山を映したテカポ湖は、ニュージランドを代表する美景として有名という。クライストチャーチを出発して初めてニュージーランドの湖を目にしたのだから感動だ。NOBURINご一行様お二人は、今日宿泊予定のB&B フレダ・ドゥ・ファウア・ハウス(Freda du Faur House)へは直行せず、まずは腹ごしらえだ。レストラン ”ペペス・ピザ・アンド・パスタ”でサンドイチを買ってお庭のテーブルでいただくことにした。カモメが群れてパンくずをねだりに来るのが面白い。
次の日はニュージーランドの秀峰 マウントクックへ行くのだが、おおかたの皆さんは、それならレイク・テカポに一泊はしない、と思われるでしょう。クライストチャーチからここまで半日の道のり。あと100キロメートルも走ればマウントクックの麓の村に着く。ここにはちょっとお昼に立ち寄って、それから出発すればマウントクックには十分行き着く。NOBURIN旅行社は自由だ。テカポ湖をゆっくり眺めてから翌日行くことにする。
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お昼の後、今宵の宿B&Bに立ち寄り、早速村の探検に歩いて出かける。車道から松林に入ると、ここは野ウサギの縄張りらしく、あちらからもこちらからも飛び出してくる。林を抜けると湖岸だ。岸辺に沿って歩き ”善き羊飼いの教会”にたどりついた。 |
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礼拝堂の中から聖壇越し 教会に湖が美しく見えるというので入ることにした。ところがドアーが開かない。入れるのは5時までと記してあった。5時を10分ほど過ぎている。残念。それなら外の方、湖側から教会の中を覗いてみよう。それが左の写真だ。 |
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テカポ湖畔にたたずむ小さな石造りの教会は、1935年にヨーロッパからの開拓民によって建てられたもの。周囲にある岩の間からは、マタゴウリやタソックといった自生植物が顔をのぞかせる。教会内の祭壇の向こうにある大きな窓越しには、湖とサザンアルプスが織りなす風景を眺められる。大自然が造り上げた絵画のような光景が美しい。 |
今日の宿泊は、フレダ・ドゥ・ファウア・ハウス(Freda du Faur House)だ。国道8号から少し入って高台の所にある。前もってGoogle地図で調べておいた。上の地図でテカポの街をぐんと拡大していくとFreda du Faur Houseが出てくる。ガイドブック”地球の歩き方”にもここの紹介と地図が載っている。 大きな紐付きのベルが玄関につるしてある。鳴らすと愛想のいい奥さんが出て来てくれた。まだ日差しがきついので部屋で一服していると、愛犬と愛猫のホストとホステスがやって来た。しゃれたB&Bだ。奥さんはこれからお友達に会いに行く。その間、ホスト&ホステス が私たちの相手をしてくれると言うのだ。
お庭も広く、夏の花がたくさん咲いていた。
昨夜は英語での歓談だったのでだいぶ疲れる。でも、ご夫妻は私たちの下手な言葉遣でもよく理解していただきビールまでごちそうして下さった。朝食後、お二人に記念の写真におさまってもらった。ご主人は英国、奥さんはオーストラリア出身とおっしゃっていた。
テカポ湖をトレッキングしてゴールは夕食の席を予約しておいた日本食レストラン ”湖畔” だ。テカポには ”ペペス・ピザ・アンド・パスタ” とここの二軒しかない。それも隣り合わせ。”湖畔” のサーモン丼は有名。クライストチャーチのお土産屋さんで出会った黒田さんもおすすめだった。酢飯の上にわさび醤油漬けのサーモンがたっぷりのっている。地元の冷たい氷河育ちの肉厚サーモンは身が引き締まって美味と聞いた。 お客が増えるに従って、お店のお姉さん達も忙しくなってくる。彼女たちのおおかたはアジアの女性と見受けたのだが、中に金髪の女性がNOBURIN旅行社の注文を受けてくれる。日本語がお上手。追加をお願いしているうちに打ち解けて、彼女は日本で過ごしたことがあるという。そして、長野県開田高原マイアスキー場 「ジェイミーのいこくじょうちょ」 というブログもあると言う。 今年の春からはジェイミー(Jamie)は、日本の奨学金を受けて大阪大学大学院で法律を勉強すると言うのである。将来は国家公務員になるのだそうだ。NOBURIN、「大阪大学と言えば誰でも入れる大学ではないよ。」と言えば、ジェイミー、「私自身驚いています。」、と言っていた。頼もしい女の子だなあとここでも感心した。やがて日本とニュージランドの架け橋になるのだろう。
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