8月27日、いよいよイギリス旅行を終えて帰国の日。ヒースロー出発は午後4時35分だからホテルチェックアウトは午前10時で十分だ。それまでに近くをぶらりとショッピングでお土産を買い足しておく。買い物はいたって簡単。ここと決めたお土産屋さんでおおかた済ましてしまう。
ホテルの周辺をよく探検しておけばよかった。ホテルの通用口を一歩出ると、そこはもう駅の構内だった。そして立派なお土産売り場があるのにいま気がついた。駅の売店なのかホテルのお土産屋さんなのか定かでないが、とにかく店に入ってネクタイとジャムを買い足してにわかに手荷物のバックに詰め込んだのだった。空港でジャムの入った手荷物のセキュリティーチェックでアウト! NOBURIN、 ”これはお土産です” と女性係官にすがりつくように言うが、彼女はそのジャムを抱えたまま ”スーツケースに入れておけばOKだったけど手荷物の中はだめ!” と許してくれない。あのジャムはその後どう始末されたのだろう?
ホテルのロビーで一服して帰国の途に パディントン駅からヒースロー空港へ
というわけで翌28日成田空港に12時20分到着。成田でしばらく休憩して、中部国際空港には午後5時に無事ランディング。10日間の旅の余韻を残して・・・。
10日間の旅は、NOBURINにとっては物足りないような感じだったが、緑子さんには、限界に近かったとか。まあ、適当な日数だったのだろう。疲れは感じていなかったようだったけど、数日後猛烈な胃腸風邪を二人して患ってしまった。やはり疲れが残っていたのかもしれない。
我々の旅は、行き先選びから始まり、ホームページでの報告で終わる。実際はわずか十日間だったけど企画・報告を入れると1年近い。何というお値打ちな旅行か!とにかく、いつものことだが、はらはら・ドキドキの多い旅行社だ。今回の旅はアラスカやカナダと違って1本の道がどこまでも続くという単純な道路状況ではない。いくつもある道筋を選んで行くドライブだ。地図やGoogle Earthで道路のポイントになるところはかなり念入りに下調べをしたはずだ。でも、現地を実際走ると予定の道から外れてしまう。そして現在地が把握できなくなる。レンタル会社でナビも付けてもらえるが、普段使ったことがないのでNOBURIN持参の地図だけが頼りだった。最近は現在地が把握できる便利な道具があるようで、次回はそれを持参していきたいものだ。
皆さんからいろいろな本を紹介していただいた。最高におもしろいのが、「ドライブすればイギリスの素顔が見える」磐崎弘貞著 亜紀書房。「ロンドンゆきの飛行機の中で読む本」三澤春彦著 光人社(絶版になっているかもしれない。amazon.co.jp で1円で購入した!)も面白かった。岡澤さん(緑子さんのお友達)にいただいたハンディータイプの道路地図帳、とても便利でした。夢と楽しみをもらったみどりさん紹介の ”A Cat's Guide To England"。スノーズヒルやダンスフォールドを訪ねるきっかけになったのが 「イギリスの小さな村を訪れる歓び」 木島タイヴァース由美子著 インデックス・コミュニケーションズ。
かくして今回700kmのドライブ旅行オワリ。