8月28日(木)帰国の日。キャンモアのB&Bモナークを朝6時30分に出発しました。カルガリー空港11:15発の飛行機に 搭乗するのだけど、2時間前に搭乗手続き、レンタカーの返却、キャンモアからカルガリーまで100㎞の道のり等々の時間を考えると、6:30には宿を出なければならない。前夜に朝食を準備して頂き、支払いも終えておきました。翌朝、お世話 になったお礼の置き手紙をして出発しました。主人はまだベッドの中です。期待と不安の中での往路だったけど、帰りは早朝の高速道路で交通量も少なく暁の空のもと気持ちよくドライブ出来ました。道路の両側は牧草地帯で、あちこちで牛たちが草をはんでいる姿が見えます。あれがアルバータ牛か!昨夜はB&Bモナークのキッチンをお借りして緑子 さんがアルバータ牛のステーキに腕をふるいました。私たち二人の海外旅行は今回で3度ということになります。過去2回の旅行ともそれぞれ意味深いものでした。
さてこの旅は 私たちにとって何であったのか、あまりにもスケールの大きな自然にどっぷりとつかってしまって、一口では言い表わすことができません。緑子さんが今回の旅行について教会報に依頼されて投稿した文章の一部を抜粋して紹介します。
カナディアン・ロッキーの旅・・・
カルガリーでレンタカーを借り、 ジャスパーまでを往復する1400㎞ 余りのドライブの旅。何しろ左ハン ドル右側通行ですから、ナビ係の私も,はらはらどきどきだったことは言 うまでもありません。 日本アルプスの槍が岳に似た、3000㍍級の険しい山々が連なり、その 頂近くには氷河が見られました。そのスケールの大きさには驚き、氷河から 流れ込んでできたという湖は、エメラ ルドグリーンで、今まで見たこともな い深い色合いに魅せられました。野生 のヤギや鹿は、道路わきの森から出てきて、当たり前のように歩き、車を止め、 人を恐れる様子は見られませんでした。中でも感動的だったのは、早朝、森の中にエルク(ヘラジカ)の大きな 姿を見つけたときでした。人と野生動物が共生することがどういうことかを知る思いでした。・・・・・ そして、なによりうれしかったこと は、日曜日に小さな町ジャスパーの教会で礼拝を守ることができたことです。あたたかく迎えられ、共に賛美し、祈ることができたひとときは、今回の旅のクライマックスであったかもし れません。お茶の会では、持って行った日本のお菓子を喜んでいただき、談笑することが出来たのです。(つたな い英語で) ・・・・・
Dan Rater Reports 氏の作品をシェアーしました。