ブルックス山脈のアチガン峠からワイズマンの村にに引き返し、もう一泊することにしました。最初の計画では北極海プルドーベイにあるデッドホースに泊まる予定でした。残念ながらNOBURINの体力の限界に陥ってしまったのです。デッドホースはどんなところだろう。YouTubeを検索してみるとなんと、フェアバンクスから自転車で10日間かけてたどり着いた若者のビデオに出会いました。そのearthride氏のビデオをシェアーさせてもらいました。
ワイズマンの村に別れを告げて一路フェアバンクスへ。コールドフッドのガソリンスタンドでは、放し飼いのワンちゃんと戯れたり、ダルトンハイウェー沿いのパイプライン施設に立ち寄ったり、往路とは違って緊張から随分解放されて帰ったのです。
パイプラインは、北極海沿岸のプルドーベイの石油基地からアラスカを縦断してアラスカ湾内バルディーズへ、800マイル(1,280km)を結ぶパイプラインである。ダルトンハイウェーは、パイプラインを取り付けるための工事用道路だ。ドライブ中はそのパイプラインが至る所で目につく。帰路、パイプライの中継所に立ち寄ることにした。
早速、腰に拳銃をつけたガードマンがやってきたが、怪しまれなかった。私たちの質問に気軽に受け答えをしてくれ、一緒に写真にまでつきあってくれた。
デッドホースでの一泊分が浮いたのでフェアバンクスでは、かずみさんのB&Bとは別の宿"All Seasons Funn"で急遽一夜をあかしたのです。
翌日、洋平はバイクを返却しなければならないので、単独フェアバンクスからアンカレッジへさらに1日ドライブ。NOBURIN & Yoshiko は、のんびりここで買い物など楽しんだのです。
アンカレッジからフェアバンクスへ行く途中、デナリ国立公園がある。洋平はこの道を1日がかりで駆けてきた。ハイウェーに沿ってアラスカ鉄道が走っている。下のビデオは洋平が撮影したもの。終着駅はフェアーバンクス。駅舎もないプラットホームだけだった。
帰路も洋平はデナリの道を下って無事バイクを返すことが出来ました。彼の全走行距離は約2000㎞。NOBURINのトラックでの走行距離は1200㎞。楽しい旅でした。何が楽しかったと言えば、風変わりな手作りの個人旅行ということにつきる。 そういえばユーコンで出会った青年、Hisaが偶然だけども私たちがお世話になったB&B、タウンサイトガーデンを訪れたと言うこと、その後のメールで知り世間は狭いものだとまたまた驚いた次第。