上のかわいいピンクの花がダルトンハイウェーの路傍にたくさん咲いていました。ここだけでなく、空港の滑走路周辺にもたくさん咲いていて、着陸の際にもよく見えました。あちらこちらでよく見かけた可憐な雑草です。ヤナギランです。アラスカは夏が短いので春と夏と秋の花がいちどきに咲くのだと写真家の星野道夫さんの随筆に書かれてあったのを思い出します。
ここはアラスカ州アンカレッジ。やっとここまでたどり着いたという感じ。 この旅行は格安航空券は旅行社を通して手に入れたものの、他はすべて手探り。乗り換えのバンクーバー空港では荷物受け取りのターンテーブルがすでに2周3周するのに私たちのスーツケースが出てこない。近くの係員に聞いてみるとアンカレッジ行きの搭乗口の近くだろうという。さて、その搭乗口とはいずこか?アンカレッジ行きのチェックインしてから手荷物を受け取るのか、その前か。それにしてもチェックインの前には受け取り室は見あたらない。荷物を受け取らずにチェックインしてもいいのか、やきもきするばかり。NOBURINの狼狽ぶりに洋平が見てここは自分の出番と心得る。係員に尋ねると、やはりチェックインしてから手荷物を受け取るらしい。
意を決してチェックイン。やっと愛しのスーツケースを自分の手にした次第。でもほっとするまもなく人の列はアンカレッジ行きの荷物預けコーナーへ。