毎日を無事無難にと願う気持ちは
誰でも同じですがこれは無理な相談です。毎日が晴天のような人生なんてありません。憂鬱な雨の日もあれば心を冷ます風の日もあります。しかし雨も風も生き 物の成長には欠かせないように私達が抱える様々な悩みも苦しみも人を成長させる大切な要素と受け取れば薄日も射してきます。人知れず何時までも苦悩を持ち 続けると身も心も崩壊することがあります。

人の悩みは複雑ですがそれを生み出す源は
そうではありません。悩みを生み出し又これを複雑にしているのは「自分の性格が作り出す自身の心」が大きく関与しています。

働き以上の収入を欲するが
見返りの無い支出は惜しい、自分さえ都合良ければそれで良い、我が意に反する人は憎い、他人の幸福が恨めしい、思い通りにならないと腹が立つ、賢者に見ら れたい・・・は誰もが持ち合わせる人としての欲求ですが自身の心に力が無くなりますとこれが高じて自制できなくなり例え些細な悩みであっても大きく複雑な ものにしてしまうと考えられます。

人の欲望に際限はなく
止まるところを知りませんから次々と新たな悩みを生み出すことになりいつまでも尽きることはありません。人としての成長に必要な悩みも苦しみも抱え込む量 や持ち続ける期間を誤るといつまでも心の闇路を彷徨うことにもなりかねません。

悩み苦しみはその受け取り方により
心身に及ぼす影響は大きく変わり生きる力とも心の傷ともなります。大切な事は我が身に生じた苦難の捉え方にあり、その解決も「自分さえ良ければ・・・今さ え都合良くいけば良い・・・・」では一時的な痛み止めの役目は果たせても同じ事を再度繰り返すことになり根本的な解決には至りません。

根本的な解決の要点は
蜘蛛の巣の掃除に喩えられます。その都度蜘蛛の巣を払う掃除方法は繰り返し必要ですが蜘蛛を捕獲すれば二度と掃除する必要はありません。このページは身に 生じた苦悩の受け取り方と根本解決についての情報を提供しております。