自身に関わる問題の解決方法は多くありますが何れにしましても自らが納得できることが大切です。社会ル−ルや 法律に基づく善悪の判断は例え正しくとも自らを制御し辛抱や我慢を必要とする場合が多く見受けられます。これが後悔や恨み辛みの根を残し後々の生活に陰を 投ずることにも繋がり更には同様の苦悩を再度抱えることにもなります。

酒に溺れ繰り返し体調を損なう人に対する医学的療法は先ず禁酒から始まります。病気の原因を飲酒と考えるから です。正しい判断ですが十分ではありません。「良くないと知りつつ何故体を損なうまでお酒を求めるのか、何がそうさせるのか」に言及することが再発回避に は不可欠です。

自身に生じる多くの障害は外的事情もさることながら持って生まれた性格や育った環境による受け取り方が大きな 要因となり、これが為に些細な問題もより複雑なものになり易いのです。抱える苦悩には自分で生み出し又引き寄せて自身が苦しんでいる場合も決して少なくあ りません。問題の解決にはこれを前提として取り組み根本原因を解明する事が重要です。　
　　　　　　　　　　

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