しぐれうい(9さい) スクラッチ 1/12(だいたい) |
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2024年夏、YouTubeにおいて桁外れの再生数を記録し、
その勢いはまだまだ衰える気配のない問題作「粛聖!!ロリ神レクイエム☆」を立体化してみました。 歌うは、イラストレーターのしぐれういさん(アーティストですんで、以下うい先生と呼称します)。 最強の個人勢と言われるVチューバ―でもありますが、あくまでも本業はイラストレーターで、こちらは趣味でやっているそう。ちなみに17歳の女子高生(という設定)です。 この曲は、うい先生の1st.アルバムに収録されているのですが、作詞作曲はIOSYS(東方系の音楽サークル。「チルノのパーフェクトさんすう教室」なんかが有名ですね)の方々。 よりにもよってネタ曲がここまでバズるとはご本人も想像すらしていなかったようで、どっちかって言うとかなり戸惑っている様子。 そのためIOSYSをリスペクトしたいのにできないというジレンマが生じる結果となってしまいました。 当初、この9歳の姿でYouTubeで配信するのは一度限りのつもりだったようですがこれがウケて、後にコラボ配信でのゲーム対決に負けた時の罰ゲームとして配信を重ね (喋っている途中でも「きっつ…」とか本音がダダ漏れ)、挙句3D化、遂にはMV作成と、キャラが独り歩きどころか大暴走してしまった結果、 Vチューバ―史上初と言われる、再生回数1億回突破という記録を叩き出したのでした。 とはいえこの曲、これだけヒットしたにも関わらず、内容が内容だけに地上波で流すことができないそうで、 YOASOBIの「アイドル」と違ってメジャーになって何かの賞を獲るなんてことは決してありませんが、うい先生自身(このままそっとしておいて欲しい)旨のコメントをしておられるそうなので、勿体ないけどまあ、その方がいいよなーと思います。 とまあ、ここまで書いといて思ったんですけど、もしかしたらここら辺、何を言っているのか分からない人も多いかと思いますので(何せ私自身、Vチューバ―の配信とか観始めたの、つい最近ですからねー)、飛ばしてもらっても大丈夫です。 なーに、書いてる本人も実はあんまりよくわかっていませんから(殴)。 |
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さてさて、私がなぜこれを作ることになったのかと言いますと、例によってYouTubeで配信されていたのがきっかけです。 初めてMVを観た時、そのブッ飛びっぷりに思わず脱力し、一体どんな人なんだといろいろ調べてみたところ、なんと三重県のご出身であることが判明しまして、同県民としてこれは応援すべきだろうと(勝手に)思い、たまにプラモ製作の時に配信なんか観たりして現在に至ります。 で、フィギュアなんかも発売されてたんですけど、この9歳の姿をしたフィギュアはどこからもリリースされておらず、それならば私が作るしかないよね(だから何でお前が)とばかりに製作に着手した、という次第です。 とはいえ、いきなりパテをこねて立体にするのも無謀すぎますんで、前回同様、簡単ではありますが図面を起こしてみました。 さあ作るぞと思ったんですが、資料なんか何もなく、ググっても出てくるのは例のサムネの上半身のみ。仕方がないのでPCのモニター画面に直接トレーシングペーパーを当てて、配信されていた映像の立ち姿を手書きで写し取るという超アナログな方法で平面化しました(余談ですが、きっちり5頭身でした)。 そんな訳で、各部のディテールは判明しましたが、MVやサムネイルは上半身しか再現されておりませんので、どのような姿勢で立っているのか、という疑問が残りまして。 居間のテレビでぼんやりMVを観つつ、(映っていないってことは、こっちで勝手に決めちゃっていいんだよな・・・)と思い、たまたま横でMVを観ていた娘に 「これ、脚はどうなってると思う?」 と聞いてみたところ(聞く方も聞く方だが)、 「(向かって左側に上半身を傾けているので)多分こうでいいんじゃね?」 と右足を半歩出して(つまり「休め」の状態ですね)ポーズを取ったので、なるほど、やっぱそうだよなとあっさり決定しました。 材料はいつも通りエポキシパテ、左右のツインテと両手指はプラ板の積層からの削り出しで、瞳と眉はこれだけのために買ったハイエンドの面相筆でなんとか描き入れました。 昨年、えらいメに遭った反省から硬化時間を考えてかなり製作時間に余裕を持たせたんですが、例の戦車を作ることになって結局カツカツのスケジュールでムリヤリ完成させることになってしまいました(まあ、ランドセルは今回最初から省略するつもりでしたが)。 で、展示会前の荷造りの際、試しに完成した作品を家族の者に見せてみたんですが、娘曰く 「なんか似てねーし」 と、ダメ出しされて見事撃沈。「ういビーム」を浴びる以上のダメージを食らってしまいました。 |
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