マルゼンテクニカ セドリック 230ストックカー その2 |
箱の写真は、説明書によりますと1971年のデビュー戦当時のもののようです。この雄姿にシビレて(死語)、思わず手を伸ばした人も多いんじゃないかと・・・私もそうなんですけど。 |
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さて、箱を開けると・・・。 「し、しまった!!こいつぁ童友社、いやヤマダだ!!」 「上げ底だ!!た、助けてくれ!!」 「早く投げ捨てろ!!」 なんかもう、買った人の叫び声が聞こえてきそうなキット内容。市販車そのまんまのボディに、レース用パーツをくっつけてデカールを貼る、という構成。このまま組んでも、まず上の写真のようにはならないでしょうな。 このテの古いキットは、どこまで現代風にアップデートできるかが悩みどころです。 |
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ボディです。 金型がズレまくって段差が目立ちますんで修正します。ついでに、メッキモール等の余計なディテールも削り取ります。 | |
ルーフは、昔懐かしいレザートップを忠実に再現・・・ってこれじゃまずいだろ。 説明書には、ウインカーを削れとかいろいろ書いてあんのに、ココだけは何の説明もなし。まさか、この上にデカールを貼らせるつもりだったんじゃないだろうな? |
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ボディと一体成型のワイパー。これを削り取るのは、旧ヤマダのキットではもうお約束ですね。 ワイパーは、写真では右側だけ付いてますんで、エッチングパーツを使用しました。 |
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シャーシはまず、電池ボックスを切り取らないと先に進みません。 フタを接着して、箱の部分をリューターで根こそぎ落として、新たに床板を貼ります。 |
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プラ板で、車内を製作しています。 さすがに、ストックカーのコクピットの資料は持ってませんので、テキトーにでっち上げます。 ちなみに、シートはアオシマ製ジャパンの物を加工。以前サニーを作ったときの残った方ですね。 そーいや、今号(09年4月号)のノスタルジックヒーロー誌に、レース仕様のハコスカが載ってたんですけど、あれをパク・・・いや、参考にしてもよかったですね。 |
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タイヤはこちら。レジンキャスト製です。シャフト穴も自分で開けなきゃいけません。 セドリックの純正のホイールキャップも付いていましたが、当然ながら今回は使用しません。しかし、旧ヤマダのこのシリーズ、なぜかホイール「だけ」はよく出来てるんですよね・・・。 |
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ディテールアップと軽量化を兼ねて、肉抜きしてみました。こんな事ができるのも、電動工具があればこそ。 手作業じゃやる気になれません(ていうか無理)。 実はこのタイヤ、まっすぐシャフト穴を開けなかったのか、はたまたタイヤ自体正確な円筒じゃなかったのか定かではありませんが、かなり軸ブレしてしまいます。 |
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他の細かいパーツも準備に入ります。リアのガーニッシュは実際ははずしているそうなので、プラ板で新造・・・とはいうものの、実は私、この車の後ろ姿って見た事ないんですよねー。フロントグリルは使えそうですが、ヘッドライトのモールドがどうにもいただけないのでプラ板に置き換えます。 |
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シンプル極まりないセドリックの室内。サイドブレーキはステッキ式だったと記憶してますんで付けてないんですけど、せめて消火器ぐらい積めよと・・・(あと、ベルトも)。 ロールバーなんですが、完成直前にボディをかぶせた時、サイドウインドーと干渉する事が判明しまして、当たる部分を削ってムリヤリ装着。だもんで、そこだけ断面が楕円になっているという・・・まあ、外から見ただけじゃ分かりませんけどね。 ところで、助手席のシートって、やっぱ要るんですかね? |
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インパネです。元のメーターを取り去って、アルミパネルを装着した感じに。ホントはスピードメーターなんか要らないんですけど。 ハンドルは、テキトーなジャンクにプラ棒で作ったホーンパッドを付けただけ。 |
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とりあえず、ボディをかぶせてみましたが・・・案の定、ラリー車並みの車高です(笑)。 という訳で、ここも修正。サニーを作った時もそうだったんですけど、その時の失敗が全然活かされてませんね。 |
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デカール貼り終了。これでやっと、クリアーが吹けます。 貼ってて気が付いたんですけど、実車のフェンダーって、前後とも叩き出しだったんですね。しかもドアの鍵穴、落とすの忘れてるし。 ところで、このデカールなんですけど、極薄でニス(透明な余白)部分もほとんど目立たないスグレモノ。ルーフの名前の部分とか、どうしようかと思ったんですけど、4文字つながったまま貼っても問題なかったです。 |
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実は、前後の窓枠のモールも要らないみたいなんですけど、処理の仕方に困って、結局メタルック貼りに。まあ、この方が見栄えもしますしね・・・。 研きすぎてカドが出た(出すなよ)部分をタッチアップして、なんとか完成です。 |
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