TOPページへ スバル サンバー消防車

アオシマ 1/24






 サンバーは1961年にデビューしたキャブオーバータイプの軽トラック&バンです。
  この車の特徴として挙げられるのはやはり、リアエンジン&四輪独立懸架の足回りを備えているという事でしょうか。 子供の頃、初代だったか2代目だったか覚えていませんが、サンバーを目にする機会が何度かありまして、そのたんびに印象に残ったのは、荷台の三分の一を占めるエンジンルームの盛り上がり。 子供心に、これじゃ、あんまり荷物が載せらんないよな、とか思ったものでした(本当はそこに、アオリを装着して三方開きにしたモデルがあったようですが)。
 当時のオーナーもそう思ったのかどうかは分かりませんが、荷台がフラットな他社の軽トラックと比べると、見る頻度はいまいち少なかったように思います。
 
その後もサンバーは代を重ねて生産が続けられ(もちろん荷台も平らになりました)、スバルが軽自動車の製造から撤退した現在は、ダイハツハイゼットのOEM車として販売されています。








 という訳で、キットの話。
 キットはアオシマ製のザ・モデルカーシリーズ(ナンバーは消防車だけに119)。’08年と’11年モデルのコンパチブルキットになっています。
 自社製造の最後の型である6代目をモデル化したのは流石というか、じゃなきゃ意味ありませんよね。
  こちらで紹介した、ミゼットUの消防車仕様を作るにあたり、参考資料として購入した物です。 こういった特装車、中でも消防車は作るのは初めてで、作った感想はというと、なかなかに手強いというか、手を抜ける箇所がどこにもない(つか抜くなよ)。
 テキトーなセダンを白黒のツートンに塗って、赤色灯載っけりゃパトカーだって言い張ることもできますが(殴)、消防車はそうはいきません。 その代わり、どこから見ても模型映えするというか、メカむき出しのバイク模型と通じるものがあるなーと思いました。
  あくまでも資料ということで完成を急いだこともあり、変わったことは何もしていないんですが、それでもハンパなく手間がかかりました。部品点数もやたら多いし。 色についてはTSのイタリアンレッド、半光沢のクリアーを吹いて艶は抑えめにしました。







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