ダイハツ ミゼットU R type フジミ 1/24 |
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ミゼットUは、1996年に発売された軽トラックです。
さすがに3輪のままという訳にはいきませんでしたが、大ヒットした先代のコンセプトを受け継いで現代に(と言ってももう20年以上経つのか・・・)蘇りました。
少しでも安全性を確保するためか、スペアタイヤをフロントに、保安基準の関係でヘッドライトを可能な限り外側に配したフロントマスクは非常にコミカルで、
この車のキャラクターを的確に表したデザインであると思います。 |
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とまあ、堅苦しい解説はほどほどにして(ホントはよく知らないの)、さっそくキットについて話したいと思います。 キットはフジミ製。Rtypeと言われるカスタム仕様で、車体の前後にメッキバンパー、荷台にはロールバーを装備しています。 さて、このキットなんですが、去る7月2日に開催された第18回柏崎模型展での頂き物で(なんか最近、この展示会にまつわるネタが多いな)。 こちらの展示会では例年、買ったはいいけどいつ作るか分からないようなキットを持ち寄って、欲しい人に提供するというイベントが行われてまして、その時に思わず手にしたのがこちらでした。 ミゼットU自体は、まあ機会があれば作ってみようかな、ぐらいに考えていたんですけど、いつの間にやら店頭で見ることもすっかりなくなり、多分もう作ることもないかな、 と漠然と思っていたら久々に現物を見ることになり、どっちかって言うとノーマルの仕様の方がいいかな、とかそんなことを悠長に考えている暇もなく、「とりあえず押さえとくか」と、ゲットすることに成功しました。 この「とりあえず押さえとく」ってのが積みの原因になるっていうのは重々承知なんですが(笑)、持って帰ってまた積んだんじゃこのイベントの趣旨に反しますし、何より「できれば作ってあげてくださいね」 という御大の言葉を受け、帰ってから早速作ってみようと思いました。 |
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とは言うものの。 カスタム仕様とはいえ、今時サーフボードやスキー板をそのまま積むのもどーなのよ、と思いつつ近所のスーパーへ買い出しに行った時の事です。 入口に貼ってあった地元消防団の操演競技会とハヤブサ消防団のポスターを見て、「そうだ、消防車にしてみよう」と実に安易に決めてしまったのでした。 で、帰って早速調べてみると、消防車仕様ってあるにはあるんですが、どっちかって言うとイベント用として運用されている印象がありまして、できれば現場で使えそうな物を作りたいな、と思いまして(もちろん、そういう車両もあります)、参考資料としてアオシマのサンバー消防車を購入して製作。 これについてはこちらで説明していますが、あてが外れたのは装備品のパーツ請求が不可だったこと。なんならスクラッチとかできないかなーとも思ったんですけど、手間を考えたらとても無理。 結局、リサイクルショップで偶然中古のキットを見つけ、即買いして部品を流用しました。ただ、荷台の面積はサンバーの半分しかないので、装備を積む場所がなかなか決まらずに苦労しまして、梯子の積載は断念しました。 色なんですが、最近はレッドと言っても彩度の高いものもあるんですけど、やはりここは定番中の定番、TSのイタリアンレッドをチョイス、仕事グルマということで半光沢のクリアーをかけました(まあ本音を言うと、キャビンだけクリアーかけて艶ありにするってのも、何となく変かなと思ったから・・・)。 サイドの金色のラインはサンバー用のデカールを切り貼りしてそれっぽく仕上げました。 |
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後方は、こんな感じに展開できます。 |
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