更新:2014年6月23日

ボランティアグループ
 わ  か  ば 会



私たち ボランティアグループわかば会のモットーです。


 わかば会は、昭和61年(1986年)に、桜地区内で『地域のために何かお役にたてることはないかしら』ということで、当時、仲の良いグループ桜台の有志8〜10名が気楽な気持ちで声をかけ合ってボランティアを始めました。
 まず、会の名前は何にしようかと皆で考えたのが、車のわかばマークから、ボランティアも初心者だから“わかば会”と称し、出来る人が、出来るときに、出来ることをモットーとして発足しました。
 最初は、桜地区内にある身体障害者施設エビノ園さんを訪問し、“何かお手伝いすることはありませんか”がきっかけで活動が始まりました。
 活動内容は、月に一度、エビノ園の入所者でつくっている“あすなろ会”の役員と話し、入所者とのお話相手をさせていただいたり、入所者の衣類の繕い物(ボタンつけ、ズボンの裾なおし、等など)が主なことでした。回を重ねることによりお互いに信頼感も得られ、入所者と会員で買い物を(近鉄百貨店、日永カヨー店)楽しんだり、遠足へのお手伝いとして車椅子介助、食事介助、時には外食介助等などは、入所者にとってたまの外食なので非常に喜ばれ、楽しみにしておられました。我々会員もたのしいひとときでした。
 並行して、他にもう一つの活動のきっかけは、桜地区市民センターの職員の働きかけと桜地区たのし会役員の協力もあって、桜地区内の一人暮らしのお宅や在宅介護者のお家へ、会員手づくりのいちご大福を持って、、『何かお手伝いすることはありませんか』と一軒一軒お訪ねしたこともありました。一部の方には、買い物のお手伝いや障子張りも手伝ったこともありましたが、まだまだ、ボランティアという言葉すら浸透していないこともあって、理解を得られず、試行錯誤していました。幸いにして、一人暮らしの方との交流会が軌道に乗っていましたので、一度介護者の方々と手づくりの食事を共にして、日頃の悩みごとなど聞かせていただいたり、介護者同志共有できるものがあるのではとおもい、介護者交流会を開催することになりました。会を重ねているうちに、介護者より家に寝たきりの方をおいて外へ出ることは難しいという声がありまして、現在は、お弁当配布となりました。
 昭和61年に産声をあげまして、早や、
今年度で、お蔭様で結成27年をむかえることができました。
私共の活動は、社会情勢により多少変わってきていますが、現在は、地区内のお一人暮らしの方々と手づくり食事会と交流会を春・秋2回開催しています。また、地域の在宅介護者との交流ということでは、手づくり弁当を年2回配布し、そこで、介護者と日頃の悩みなどをお聞きしたりしています。桜地区の福祉に少しでもお役に立ちたいという思いから、桜台の納涼盆踊り大会の会場で、会員や善意の方々による寄贈品のバザーを毎年開催させていただき、その収益金をこつこつと積み立て、桜地区内の主な会館へ車椅子を寄贈させていただきました。最近は、お一人暮らしの方々と介護者へ、毎年記念品を進呈しています。
27周年のときは、洗剤とLED懐中電灯を進呈しました。
地域の施設との交流では、エビノ園へ訪問し、行事の手伝い、車椅子の掃除、サークル活動への参加をしています。 英水苑へは、行事への参加をして交流を深めています。
わかば会
会員数 現在11名 (50代〜70代) とっても気楽な仲間です。
会 費 年 1,000 円(入会金なし)
定例会  毎月第1水曜日 午前9時〜11時頃まで
 桜台第一会館(桜台簡易郵便局の北側)で開催しています。
 平成15年11月20日 市福祉大会にて市長より感謝状をうける。
 平成21年11月10日 市社会福祉大会にて社会福祉協議会会長表彰をうける。
 平成17年5月25日お一人暮らし老人との食事会に結成20周年記念事業として
              防災グッズ進呈。
 平成23年10月に介護者の皆さんとお一人暮らしの方へ結成27周年記念事業としてLED懐中電灯を進呈。

1. 地区内のお一人暮らしのお年寄りと年2回(春・秋)交流をしています。
春 会員の手づくりの食事をいただきながら歓談したり、食後のリクレ−ションでは、お年寄りが講師 になって手芸を楽しんだり、作品の発表の場になったり、お花の種をまいて育てたり、昨年度は参加者同士日頃困っていること、相談したいことなど気軽に話し合える懇話会を開催しました。英水苑(支援センター)の方にも同席いただきました。
その時、その時、楽しく、和気あいあいと過ごしています。
秋

桜幼稚園児と交流をしています。
普段可愛いお子さんと接する機会が少ないので、お孫さんと接している感じで、一緒になって手遊びや唄を歌ったり、楽しく過ごしました。


2. 地域内の介護者交流をはかるため、お弁当を配布しています。(春・秋)
 在宅で寝たきりのお年寄りを介護されている方々にお昼のお食事を食べていただきくため、会員の手作りのお弁当を配布しています。その際、困りごとや日頃の悩みなどを聞かせていただき、相談にのることもあります。

3. 一人暮らしの老人のお話し相手に出かけています。

4. 1回バザーを開いています。
 桜台の納涼祭りに会員より不用品を持ち寄りバザーを開きます。
 行事を通し仲間同士たすけあったり、和気あいあいで、楽しく売り子さんになっています。また、その収益金でお一人暮らしの方々・介護者の方々へ心ばかりの贈り物に当てています。
  • 平成15年には桜地区のボランティア協会へ車椅子を寄贈しました。
  • 平成17年は、結成20周年ということで、介護者、一人暮らし老人へ防災グッズを贈呈しました。
  • 平成18年度以降から現在まで収益金の一部として、洗剤を一人暮らし交流会への参加者介護者へ配布しています。
5. 地域の施設との交流
エビノ園・サクラノ園
園の行事(運動会、盆踊り、文化祭)に参加し、一緒に楽しんで車椅子介助をしたり、模擬店のお手伝いをしています。
寮生さんの車椅子の清掃
生さんのサークル活動に参加。
きれいに洗ったアルミ缶を集めてサクラノ園へ届けています。

英水苑
苑の行事に参加(夏祭り) 

最後に私たち会員同士の親睦を行っています。
   年2回、夏と冬ささやかですが、食事会に出かけて楽しんでいます。(自己負担)

会員募集
老若男女を問いません。
あなたのやさしいお心で一緒に活動しませんか。
 老後の仲間づくりを考えている人
 障害児(者)に理解のある人
 ボランティアに興味のある人
 余暇を有意義に考えている人
 無報酬覚悟の人

お問い合わせ
わかば会 会長 根岸 町子 ( п@326−0584)