TOPページへ BMW Z8
レベル 1/24




 Z8は2000年デビューの高性能オープン2シーターです。
 以前作ったZ3はどちらかと言えばライトウェイトスポーツの範疇に入るかと思うんですが、Z8はピュアスポーツになるんでしょうか。オープンカーであるという共通点以外は、全く性格の異なった車に仕上がっているようです。車両価格も全然違いますしね。
 Z3同様、この車もボンドカーとして劇中に登場しましたが、映画が制作された時点ではまだZ8は発売されていなかったため、精巧なレプリカが作られています。
 この車、前作に登場した750iL同様、リモコンにて遠隔操縦することができます。武装はボディサイドのエアダクト奥にスティンガーミサイルを装備していまして、敵のヘリを1機、見事に撃墜したまではよかったんですが、次の瞬間残る1機に装備していた森林伐採用のトリマーで真っ二つに破壊されてしまい、シリーズ史上最も悲惨な最期を遂げたボンドカーとなってしまいました。
 それはさておき、こういったボンドカーにソフトトップの車を使うのって、防御の点でかなり不利なんじゃないかって思うんですけどね。「いやいや、幌はケブラー製で防弾効果はある」とか言われりゃとりあえず納得しますけど(単純な奴…)。





 キットはレベル製1/24。これの前に作ったリヴィエラでえらい目に遭ってますんで、外国製のキットはなんとなく腰が引けるんですが、意外にマトモというか、日本製のキットに近い感じですね。ニチモのキットを組みづらくした感じといえば分かりやすいでしょうか(余計分かりにくいし)。ボディとシャーシが立体パズル並みに合わせづらかったです。
 今回、基本的に素組みですが、せっかくのボンドカーですんで、右側のみミサイルを追加してみました。動きは実物に近いと思うんですけど、なにぶん小さいんでディテールはだいぶ省略せざるを得なかったのがちょっと残念です。





 ミサイルの展開には専用の道具(だから、ただの真鍮線だろーが)を使用します。
反対側のダクトからこのように突っ込んで押し出すようになっています。それでは、映画のシーンを再現してみましょう。







まず、ダクトが水平に出てきます。

ダクトが下を向いて、発射台を起こします。

ミサイルの射台が目標を捉えます。

安定翼が開いて(ここは差し替え)、発射準備完了。

いやま、そんな何枚も画像使って見せるほどのもんじゃないですけどね(笑)。
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