初代カローラ・レビンがデビューしたのは’72年3月。コンパクトなカローラのボディにセリカ用1600ccのDOHCエンジンを無理やり押し込み、「ライトウェイトスポーツ」というジャンルを確立した車として、いまなお人気を誇っています。
その高性能なエンジンもさることながら、ノーマルのカローラとの大きな違いはオーバーフェンダー。当時、個人レベルで合法的に装着するのは非常に難しい時代でしたから、 こういったパーツが最初から装着(しかもスポーツカーならいざ知らず、大衆車に)されているのは画期的だったと言えるでしょうね。
キットはフジミ製。少ないパーツながら再現度は非常に高く、組み立てで問題になるようなところはありません。
ストレートで組んで、色はTSのオレンジ(基本色)で塗装しましたが、この色、かなり赤味が強いですね。
ただ、傑作といわれるこのキットにも難点はありまして、大型トラック並みに径のでかいハンドルは、ジャンクから輪っかだけ持ってきて小径化、アームが妙に曲がったワイパーは切り詰めて改修しました。
あと、ドアとトランクの鍵穴、リアウインドーのヒンジのパーツは虫ピンで再現しました。
板状で何のモールドも施されていないドアの内張りは、今回は敢えて手を着けませんでしたが・・・。
いけね、エンジン載せるの忘れてた・・・。 |