TOPページへ トヨタ・スープラ(A70,A80)
タミヤ 1/24












 初代スープラ(A70)は1986年登場、それまでスープラという車名はセリカXXの輸出仕様に付けられていたんですが、そのコンセプトを受け継ぎ、更に車格をアップしてデビューしました。
 その意気込みたるや、当時のCMで、かつての名車トヨタ2000GTと2ショットで並んでいた事からも窺い知れますが、 欧州車風の瀟洒な2000GTといかにも北米市場を意識したマッチョなスープラでは、違和感とまでは言いませんけどキャラが違うだろー、 と思ったりしました(確かにスペックは2000GTを凌いでますが)。
 個人的にトヨタ2000GTは別格の存在、以降リリースされたトヨタ車で他に比較できる車など存在しないと思ってますんで (神格化しすぎだろ)、スープラではまだまだ、という気がします。
 まあ横に並んでいいのは、レクサスのLFAぐらいでしょうかね。










  2代目(A80)は1993年、初代よりも更にサイズアップ、3ナンバー専用ボディになってフルモデルチェンジ、国産車初の6速MTの採用やブレーキの大型化など、高性能ながらどこか大らかだった初代よりも更に走りを追求したものになっています。
 ボディのデザインも、曲面を多用した、他社のフラッグシップたりうるスポーツモデルと比較しても決して引けをとらない力強いスタイルですね。



 キットはどちらもタミヤ製。同社の再販ラッシュで発売された初代スープラと一緒に、長らくストックしてあった2代目を引っ張り出し、2台同時進行で作ってみました。とはいえこの2台、初代はエンジンレスで前後輪ともシャフト貫通のプロポーションキット、2代目はエンジンまで再現されたフルディスプレイキットと、作風が全然違うんですよね。だもんで、当然2代目の方がかける手間は多くなってしまいます。
 色は、初代はトヨタ用タッチペン「レッドマイカ」をエアブラシで塗装、2代目はTSのマイカシルバーを使用しました。
 2台ともストレートに組みましたんで、大きな失敗もなく完成することができました。70の方なんですが、なんか車高が高いような気がしますね(気がするっていうかホントに高いんですけど)。事前に調整しとけばよかったです。
 あと、80はエンジンを載せるとエア吸入口が当たってボンネットフードがちゃんと閉まらなくなってしまいまして、エンジンブロックを取りはずしての撮影となりました(それは失敗ちゃうんかと)。
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