TOPページへ 三菱 デリカスターワゴン
4WD スーパーエクシード

アオシマ 1/24


 2代目デリカ・スターワゴンは1986年に発売されました(デリカ、として数えたら3代目ですが)。貨物車がルーツの 日本のミニバンが軒並み乗用車的な豪華さ、快適さを求めていったのに対し、デリカだけは質実剛健さをウリにして進化を遂げ、現在に至っています。
 個人的にこういったワンボックス車って、盆や正月の帰省ラッシュに揉まれて、親父がひとり疲れきった表情でハンドルを握り続けるクルマ、というイメージがあるんですが(偏見だっての)、デリカだけはそんな感じがしないんですよね。このクルマが似合うフィールドはというとやはりスキー場でしょうか。なんか常に、スキー板を背負ってるイメージがありますね。あとは戦場とか(極端すぎるだろ)。にしても、オプション満艦飾の姿はほとんど装甲車。まさに「オトコのクルマ」です。当時流行ったグリルガードですが、クロカン以外でこれほど似合う車もそうそうないでしょう。タウンエースやセレナではこうはいきません。



 キットはアオシマ製、アーバン4WDシリーズから。ヘッドライトが角目4灯から異形プロジェクターにチェンジした後期型(92年式)です。
 大柄で角ばったクルマが得意なアオシマらしく、実にかっちりとした出来ですね。総じて組立てに問題はないと思いますが、カリフォルニアミラーの装着がステーが細くて面倒と言えば面倒。瞬間接着剤で点付けしましたが、いつポロッと取れても不思議じゃありません。
 色は今回、タッチペンの三菱車用アストリアグリーンを使用。知り合いが以前この色のデリカに乗ってまして、よく乗せてもらったりしてましたんで、イメージと言えばこの色なんですな。
 ただ、地元の模型屋さんの復興事業(?)として買った古いパッケージのキット(アンケートハガキの郵便番号が5桁だったり)でして、デカールは使い物にならなかったんで、現行のキットのものを取り寄せて使用しました。







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