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GT−FOUR RC

ハセガワ 1/24


 1989年9月発売の5代目セリカです。
 先代は、「流面形」と呼ばれる曲面で構成され、それでいてなかなかスッキリしたスタイルだったんですが、この流面形というフレーズがよほど気に入ったのか、フルモデルチェンジで更に進化、というかエスカレートし、しかもイメージカラーがブラックなもんですからほとんどバットマンカーみたいな状態になってしまいました。

 イメージキャラクターはエディ・マーフィー、金かかってます。キメ台詞が「スゴスバ ニューセリカ!!」ですもんね。
 いかにも「ギャラが高いんで短いフレーズで1発撮りしました」という雰囲気がよく出ていると思います。
 そー言えばこの当時、海外の映画スターを起用する車のCM、今よりもたくさんあったように思います。
 似たようなのでマイケル・J・フォックスの「カッコインテグラ」なんてのもありましたね。こういったフレーズって外国人だとなんとなくサマになるような気がしますが、日本のタレントに言わせるとちょっと恥ずかしいかもしれません。「マッチのマーチ」とか(まだ言ってる)。
 このテの駄洒落が許されるのは日本人では小林旭ぐらいだと思いますけど、この方は車じゃなくてなぜかトラクターに乗ってましたし・・・。

 しかし、セリカといい、ソアラ(3代目)といい、この当時のトヨタ車ってかなり気色悪いデザインの車が結構あったように思いまして、「トヨタ大丈夫かいな?」とちょっと心配になったりしましたが、まあ大丈夫だったみたいです。







 さて、キットはハセガワの1/24。最近になって再販されたものでして、他にも101レビンとか、5代目(スポーツ)シビックとかが発売されています。CD(コレクションディスク)の括りにはなっていないみたいですが。
 私はこの型のセリカ、タミヤのしか出てないとずっと思っていました。よくよく考えりゃカストロールカラーのラリー仕様はよく知られてますんで、ハセガワから出てても不思議はないんですよね。しかしと言うかやはりと言うか、フロアは鉄板むき出しのモールドです。
 グレードはタミヤのGT−Rとは違い、GT−FOURのしかもRC。ボンネットにでかいエアインテークが開いてまして、見た目はかなり派手ですね。
 ストレート組みで、色もイメージカラーの黒メタリック。ただ、リアのナンバー周辺とか、給油口上部のパーツ割りがかなりラリー仕様寄りの作りになってますんで、そのあたりは違和感のないように作ってみました。




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