1965年発売の、初代シルビアです。「おおー、こやつもやっとメジャーな車を作る気になったか。
S110かS13、それとも・・・」などと思った方、すいませんねぇ。
それにしても、惚れ惚れするほどの、美しいスタイリングです。個人的には、
トヨタ2000GTと並べても遜色ないデザインだと思うのですが。
とはいうものの、私は今までこの車が走っているのを見たことがありません。当時の価格は120万円。
セドリックが100万円ちょいの時代に、です。少なくとも、ウチの近所にこの車が買えるような人はいなかった、
ということですね(笑)。実際、生産台数もごく少なかったようです(それでもトヨ2より200台ぐらい多いが)。
キットはイマイ製。モーターライズなんですが、きっちり室内も再現してあって、いい出来です。
さすがにこのボディに単三電池を2本積むのは難しかったとみえ、1本で130モーターを駆動するようになっています
(モーターライズ末期のタミヤもそうだったんですが、パワー不足で絨毯の上なんかまともに走りません)。
色はMr.カラーのシャンパンゴールドマイカを吹いてみたんですけど、実車の写真をよーく見てみると・・・
誰がどう見ても薄いグリーンメタなんですよ、これが。まあ、
光の加減によってはゴールドに見えないこともない写真もあったりしますから、これはこれでよしとしましょう
(だーって、箱絵からしてゴールドで描いてあるんですよ)。
それよりも問題なのは、リアのピラーについているエンブレムなんですが、
こんな物実車にはありません。そう思って見ていると、もう気になって仕方がありません。しまったなー・・・
何で塗装前に気がつかなかったんだろ。
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