TOPページへ スバル レックスコンビ
スーパーチャージャーVX

フジミ改 1/24


 レックス(コンビ)が3代目にチェンジしたのは1986年12月のこと。それまでの、どちらかといえば野暮ったかったスタイルも一新、スッキリとしたものになりました、と普段ならサラッと書き流すところなんですけど・・・。
 いや別に、前から見るとミラに似てるとか、後ろはなんとなくアルトっぽいとか、あんまりそういうことは言いたくないんですけど(言ってんじゃねーか)、売れ筋のモデルに影響されたのは明らかですね。
 で、当然この車もパワー競争の荒波に翻弄されるハメになりまして(ターボモデルは先代からあったんですけどね)、1988年2月に登場したのが手持ちの2気筒エンジンにスーパーチャージャーを搭載したこのVXです。
 この後レックスは4気筒エンジンの搭載、さらに排気量を660ccに拡大、同時にイメージキャラクターを古手川祐子から山田邦子へとバトンタッチ(関係ねーだろ、それは)と、度重なるマイナーチェンジを経てようやく「どっかで見たような」感じはしなくなりましたが、個人的にはレックスのスーパーチャージャーといえばやはりこの初期型が印象深いですね。そー言えば、ヤマさんも同じこと仰ってましたなあ。
 そーいやこのレックス、マフラーがいっちょ前に2本出しなんですけど、ストローか?って言うぐらい極細なんですよね。スポーティさを演出するための涙ぐましい努力がうかがえるんですけど、何もそこまで・・・という気がしなくもありません。

 と、言うわけでキットはフジミのKカーシリーズからの改造。ベースとなったのはもちろんミラ。見たまんまですな。
 前回のミニカ同様、本当はTR-XXをベースにしたかったんですが、最近店頭でもすっかり見なくなってしまい、辛うじて売れ残っていたヴィヴィアンSを使用しました。
 しかも今回は、Bピラーを除いてボディはどこも切断していません。リアハッチも角度を変えて取り付けただけです。
 本当はフロントウインドーがもう少し縦に長い感じがしましたんで、天井付近を2ミリほど削ってみたんですけど、あんまり変わり映えしませんね。ホイールはリムを残してプラ板で新造、TSのメッキシルバーで仕上げました。
 内装はさすがに各社違いますんで、シートとインパネはパテを盛って改修しましたが、リアシートはそのまま使用しています。










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