トヨタ
プリウス改 フジミ 1/24 |
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一昨年ニューモデルが発売されまして、残念ながら旧モデルになってしまったプリウスです。 当ホームページをご覧になった方ならご存知かと思いますが、プリウスは以前にも作ったことがありまして、クルマのプロフィールはこちらを参考にしていただくとしまして、今回はこのような仕様にしてみました。それにしても、新春第一弾がコレですか(笑)。 で、なんでこんな物を作ったかというと、ブログの方でも書きましたけど、私、以前から映画「マッドマックス」が大好きでして、メル・ ギブソン主演の3部作で完結したと思ってたんですが、一昨年、まさかの新作が公開され、イカレっぷりもパワーアップして帰ってきました。 |
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ストーリーはもう、あって無いようなものでして、車で出かけて帰ってくるという、強いて言えば史上最凶のロードムービー(旅モノ)と言えるかもです。 私としてはまあ、カーアクションが好きならとにかく何も考えずにとりあえず観てくださいと言うしかありませんが、この映画の中で (ていうかこのシリーズ全体に言えることですが)唯一ツッコむ所があるとすれば 「なんでガソリンが枯渇してんのに、どいつもこいつも燃費最悪のV8とかに乗ってんだよ!!」 ということなんですが、この世界ではクルマこそ力の象徴であるわけでして、 そんな野暮なことを言ってるとこの映画自体を否定することになっちゃいますけどね。 とは言うものの、じゃあ、エコカーだったらどんな感じだろう、思って作ってみたのがこのプリウスなんですが・・・いやもう、なんと言ってよいのやら。 ベース車両がコレだからっていうのもありますけど、とても本家の凶悪さにはおよびませんね。 このテの改造車は、 ・要らないものをどんどんくっ付けて装甲車みたいにする あるいは、 ・要らないものをどんどん取り外してバギーカーみたいにする とそれらしくなると思うんですけど、マッドマックスの車はその両方を絶妙なバランスで組み合わせて、ほとんどナナメ上の方向で出来上がっちゃってますんで、作る側としてもどこをどうしたらそれらしくなるのか、ってのがよく分からないんですよね。 ちなみに「デス・レース」の改造車は完全に前者の方法ですね。 |
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で、このプリウスなんですが、どのようなコンセプト(そんな大層なもんかい)で製作したのかと言うと・・・。 まず、本家に倣ってリアハッチを取り去り、ロールバーを組んで予備のガソリンタンクを装備。トラック用を流用したということにして、角型にしてみました。 ただ、ガソリンが枯渇している世界ですから、どうせ満タンになることはないだろうし、2つも要らないんじゃないか、ということで、残りのスペースにはリチウム電池 (らしきもの)を積み込んでみました。ハイブリッド車に内蔵されている電池がこんな形をしているらしいんで、テキトーな形をでっち上げています。 とはいえ電池だけあっても充電できなければどうしようもありませんので、ここはやっぱり容赦なく照りつける太陽光を利用するしかないだろう、 ということでソーラーパネルを装着しました。「スター・ウォーズ」のタイ・ファイターみたいに横付けしましたが、屋根のスペースが寂しかったのでルーフにも取り付けました。 宇宙船でも何でも、「ケーブルを這わせるととりあえずリアルに見える」という往年の手法に則って、電池類はケーブルを繋いでディテールアップしています。 ボディは前後左右に思いつくままテキトーにプロテクター類を追加しましたが、展示などの際にあくまでもカーモデルだと言い張れるよう(笑)、 敢えて武装はしませんでした。これでも気ィ遣ってるんですよ、いろいろと。 色はプリウスらしく白、ただしマットホワイトです。傷とか凹みとか、ダメージの表現が控えめなんで、それをごまかす為ということもあって思いっきり汚しを入れたもんだから、 まあ汚いこと。よくよく考えりゃ、ラリーカーのウェザリングを参考にしたらよかったんですが、手本にした教科書を間違えたのか、もろAFV調の汚しになってしまいました。 室内は、ジャンクから持ってきたレカロのシートに変えたぐらいで特に変更点はありませんが、本当は食料とか生活用品とか、もっとごちゃごちゃ載せたかったんですよねー。 でも、日本車でそれをやったらほとんど路上生活者ですけど(殴)。 |
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