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エイリ
アン2 パワーローダー
ファルシオン 1/12 |
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パワーローダーは、エイリアン2(1986 米)に登場するメカです。
ロボットでも兵器でもなく、パワードスーツと言いますか、作業用の機械ですね。
重量物を運ぶために使用するもので、まあ、
現在の工場や倉庫で言うところのフォークリフトみたいなもんでしょうか。
正式名称は、Caterpillar P-5000(型番まであるんだ・・・)だそうです。
あくまでも作業用の機械ですんで武装はしていませんが(強いて言えば作業用のバーナーぐらい)、
クライマックスでのエイリアンクイーンとの死闘は今なお語り継がれる名シーンだと思います。
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前作「エイリアン」
はどちらかというとホラーの要素が強かったんですが、
「2」ではアクションに重きを置いた展開でこちらも大ヒットしました。
さすが、ジェームズ・キャメロンがメガホンを取っただけのことはあります。
ちなみに1作目の監督はリドリー・スコットで、どちらも作風がもろに表れてますね。
全然関係ありませ
んが日本でも
「帝都物語」の続編として、アクション全振りの「帝都大戦」が作られたりしましたが、
こちらはしっかりコケたみたいですね。私は観ましたけど。
そんでもってストーリーはと言いますと・・・。
前作の惨劇の舞台となった宇宙船から脱出したリプリーは57年後に救出され、
その頃にはエイリアンが発見された惑星は地球の植民地と化し、開発が進んでいた。
しかし惑星との連絡が途絶え、リプリーはいろいろあった末(殴)
宇宙海兵隊とともに惑星に乗り込むことになったのだが・・・。
といったところでしょうか(短かっ・・・)。
実は何を隠そうこの映画、
私が学生時代に初めて女性と一緒に観に行った映画でありまして
(今のカミさんではない)、いろいろ思い出深い映画でもあるんですよね。
いや〜懐かしいですね。あの人、今どこで何してるんでしょうか(今年も年賀状が来てただろーが!!)。
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という訳で、そろそろキットの話を。
キットはハルシオン製。スケールは…どこにも書いてありませんが、
フィギュアの大きさから考えますと1/12ぐらいでしょうか。
そーいや、ファルシオンっていう美少女フィギュアを作っているガレキのメーカーがありましたけど、
そちらとは別のメーカーのようです。
劇中に登場する他のメカ同様、デザインはシド・ミード氏。ミード氏のデザインの素晴らしい所は、
バリバリのSFメカじゃなくって、あと2、30年も経ったら、
ホントにこういうデザインの物が出てくるんじゃね?とリアルに感じさせてくれる所なんですよね。
もうこんな洗練されたデザインも見ることができないんだと思うと、
残念でなりません。
見た感じ、関節とか各部がコキコキ動きそうな感じで楽しみだったんですが、
いざ組み立ててみると、動くのは手(にあたる部分)のマニピュレータだけで
(よくよく考えりゃ、肝心のリプリーのフィギュアが肘関節以外可動しませんから)、
可動範囲が極めて狭いんです。だもんでちょっと(ていうかかなり)がっかりですね。
ディテールはかなり気合入ってるんですけど。
おまけに、フィギュアを搭乗させてみるとなんかものすごく内股ですぐ倒れてしまいますんで、
フィギュアを加工して若干脚を開き気味にしてみました。
しかもそのフィギュアってのがあんま似てねー、って言うか塗装次第でなんとかなったかもしれないんですが、
完全に技術不足でして、
1/35のMMのフィギュアをそのまんま大きくしたぐらいの塗り分けしかできませんでした。
他に改修箇所って言いますと・・・バーナーから伸びるホース(赤と青のやつね)を追加したのと、
手(ハサミ)のシリンダーとパトライトの反射鏡をディテールアップしたぐらいでしょうか。
後は、タミヤのウェザリングマスターとエナメルのシルバーでで若干ウェザリングしてみました。
そうそう、今回撮影は屋外(ベランダ)ではなく、室内(和室の床の間の上)で行いました。
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実はこれステイホーム中に、
積み減らしのためにひときわ箱のデカかった物を、
と思って作ったんですけど、いざ完成してみたら予想以上に収納スペースを取ってしまったという・・・困ったものです。
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