TOPページへ M24チャーフィー
イタレリ 1/35
 ゴジラ(1954)、ラドン(1956)等に登場。現在の自衛隊の発足当時、アメリカ軍から供与された最初の「特車」です。 映画でも、怪獣に対し果敢に攻撃を仕掛けてましたが、致命傷を与えるまでには至らなかったようです。
 印象に残っているのは、ラドンの巻き起こす突風の吹き荒れる福岡市内を進行しつつ、9時方向に主砲を発射するシーン。 「カルピス」の看板を踏み潰しながら進撃する有名なシーンも大好きですが。
 さてこれは、ホームページを作ろう、と思い立ってから慌てて製作したものです。名古屋の某店で購入してから、 1年ぐらい寝かせてあったんですが、これ作っとかないと、このコーナーを開いた意味がありませんので(笑)。
 戦車といえば、今までタミヤ製ばっかり作ってましたので、それを考えると、結構繊細で、少々手間がかかりました。 キャタピラは切れそうだし。て言うか、ほんとに一度切れました。
 ほとんど素組みですが、強いて挙げれば、
1 ライトガード、機銃の銃架の脚を薄く削り込む。
2 ライトをくり抜き、シルバーで塗装してから透明のエポキシ接着剤を流し込む。
3 車体前部のリベット(駆動輪の横にあるやつ)を追加。
 なお、手持ちの資料(成美堂ムック 自衛隊歴代最強兵器BEST200)の写真では、ドライバーズハッチのところに、 可倒式の風防があるようですが、形がよく分からなかったので追加は断念しました(ていうのは建前で、実は作るのが面倒臭かった)。
 全体的によく出来たモデルなんですが、難を言えば「デカール」。外人に漢字は難しいのはよく分かりますけど、 よっぽど資料に使った写真の写りが悪かったのか、これじゃ日本人でも読めませーん(笑)。 多分、「戦」という字の扁(へん)と旁(つくり)を別々に読んじゃったんじゃないかと思うんですが。
 おまけに、肝心の日章旗はなんと「赤地に白」。「貴様らー!日本をなめとんのかー!!」と思ったら、 別刷りでちゃんとしたのが追加されていました。ひと安心。
 仕方がないので、マーキングは余っていたタミヤのデカールを切り貼りして仕上げました。
 しかし、汚しを入れてないので、オモチャ然としてますね。




問題のデカール。どう読むのコレ?
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