M16は、M3ハーフトラックのシャーシに12.7ミリのM2重機関銃を4連装した対空車両です。
米国で1942年に制式化され、大戦後も朝鮮戦争に使用されました。
日本の自衛隊にも供与されましたが、大型化、高速化する航空機に対応しきれず、早々に旧式化してしまい、退役したようです。 旧式の兵器とはいえ、4連装の重機を搭載した姿は、なかなか迫力がありますね。
映画では、これの銃座を取っ払って兵員輸送車に改造された(ていうか元に戻された)車体が、「戦国自衛隊(千葉ちゃんの出てる方)」や「皇帝のいない八月」なんかで観ることができます。 そうそう、あと「花のあすか組!(つみきみほver.)」に出てくる車両も多分これ。ちなみに同時上映だった「ぼくらの七日間戦争」 には戦国自衛隊で使用された61式戦車が登場したりしまして、そこらへんはさすが、角川映画ですね(皇帝のいない八月は松竹ですけど)。 |