TOPページへ M16スカイクリーナー
タミヤ 1/35


 M16は、M3ハーフトラックのシャーシに12.7ミリのM2重機関銃を4連装した対空車両です。  米国で1942年に制式化され、大戦後も朝鮮戦争に使用されました。
 日本の自衛隊にも供与されましたが、大型化、高速化する航空機に対応しきれず、早々に旧式化してしまい、退役したようです。 旧式の兵器とはいえ、4連装の重機を搭載した姿は、なかなか迫力がありますね。
 映画では、これの銃座を取っ払って兵員輸送車に改造された(ていうか元に戻された)車体が、「戦国自衛隊(千葉ちゃんの出てる方)」や「皇帝のいない八月」なんかで観ることができます。
 そうそう、あと「花のあすか組!(つみきみほver.)」に出てくる車両も多分これ。ちなみに同時上映だった「ぼくらの七日間戦争」 には戦国自衛隊で使用された61式戦車が登場したりしまして、そこらへんはさすが、角川映画ですね(皇帝のいない八月は松竹ですけど)。




 さて、キットはタミヤのMMシリーズ。小学生の頃、M3を作ったことがありまして、これもその頃からラインナップされていたキットです。 当時は塗装なんかしませんでしたから、車両も兵士もみんな同じ色で飾ってましたけど、さすがに今回はTSのオリーブドラブで塗装しました。
 とはいえ、キレイに汚す(?)自信がないのでウェザリングはかけてません。展示用か、観閲式のために気合いを入れて洗車してあるとでも思ってください。
 マーキングは余ってストックしてあったデカールを切り貼り。車両番号はいいんですけど、部隊名の「1管戦−13中」というのは実在しません。 正しくは「1管特−13中」なんですよね。「特」の字がどうしても見つからず、苦し紛れに貼りました。 「特車」も「戦車」も同じだからいいだろ、と思ったんですが、「特科」だったら意味違ってくるし・・・などと今さら悩んでもしょうがないですね。






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