レガシィは、レオーネの上位車種として、
1989年にデビューしました。
スバルは、乗用四駆のパイオニアとして知られるメーカーですが、
若い頃趣味で国内ラリーに出ていたという元上司の方に聞いてみたところ、「スバル?レオーネはいい車なんだけど、
速いかって聞かれるとなあ・・・」
どうやら、スバル車で勝つには相当な腕が必要だったようです。
そんなイメージを打破すべく、かどうかはわかりませんが、満を持して発売されたのが、このセダンとワゴンでした。
レガシィは現在に至るまで国産車最良のワゴンとして人気を保っていますが、セダンの方はというと、
卓越した動力性能を誇りラリーでも活躍した割には、市場での人気はもう一つ振るわなかったように思います。
惰性でマークUとか買っちゃうより、よっぽど楽しめると思うんですがねー。当時のライバル、
ギャランはホント良く売れたみたいですけど。
レガシィが偉いのは、現在もきちんと5ナンバーサイズに収まっているところ(3ナンバー車もありますが)。
このクラスの他車が軒並みバブルの波に足をすくわれて大型化した中、レガシィだけはしっかり踏みとどまりました。
ちったあ見習えよ、三菱も。
さて、キットはハセガワのCD「コレクションディスク」シリーズから。
ラリーカーやレースカーの好きな人にはどうでもいいシリーズかもしれませんが、私はハセガワの車は、
このシリーズしか買ったことありません。箱を開けたときの、どよ〜んとした地味さ
(ボディ以外のパーツの成型色が、ほとんどグレー)は、さすが「飛行機のハセガワ」。
今回も、特に手を入れずに仕上げてしまいました。
フロントバンパーのラジエターグリルの両端のマスが埋まってたのでとりあえず開けてみたんですが、
実車はどうなってるんでしょうね(開けてから聞くなって)。
で、塗装なんですけど、久々にやってしまいました。雨上がりにクリアーがけをしたら、
黒メタが見事なマットブラックにカブってしまいました。ったくもー、シロートじゃあるまいし、わかり切ってる事だろーが。
泣く泣くコンパウンドでこすり倒して何とか修復、完成にこぎ着けた次第です。
ミラー類は言うに及ばず、サイドのメッキモールまでもデカールで表現しようとするハセガワの心意気には感服しましたが、
さすがにナンでしたのでニチバンのマイラップ(商品名。クリスマスの飾りとかに使ったりするメッキ調のテープ)
を細切りして貼り付けました。
さて、この作品、町工場主催の「水平対向対抗選手権」にもエントリーしたんですが・・・
あーっ、レオーネアップするの、すっかり忘れてました。また、暇を見てアップします。
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