フェラーリF50は、同社の創設50周年を記念し、1995年3月に発表されました。
スーパーカーを名乗るにふさわしい、力強いスタイルと圧倒的なスペックを誇る車ではありますが、このテの車で個人的に一番スゴイと感じるのは、やはりその値段だったりします(やだねー庶民は)。
キットはタミヤの1/24。頼まれ物ですが、前回のハコスカと同じ方からです。ハコスカは若い頃の思い出の車だったそうなんですが、今回はズバリ「オトコの夢」なんだそうです。この方、見た目はクラウンとかが似合いそうなんですけど、まあ、そんな事は余計なお世話ですね。
色は依頼者の希望により、イエローバージョンとなりました。いかにもステロタイプな感じのオッサンですんで、てっきり赤にするんだろうと思ってたんですけど、「黄色い物を部屋に置いとくと良い」という理由からこの色にしたそうです。
それにしても、プラモを飾るのに風水を気にする人も珍しいと思いますが、私の作った物じゃあんまり運気はアップしないような気もします。
しかしこのキット、エンジン付きの外車で色は黄色という、およそ私の弱点が満載でなかなか手ごわかったんですけど、この上オープンで作れとか言われたら危うくフルオプションとなるところでしたので、なんとか誘導して屋根付きで製作することになりました。
あと、今回はボディが一体成型じゃありませんで、こういう場合はある程度組んでから塗装した方がいいんですけど、パーツの精度を全面的に信頼したのと、後からシャーシにはまらなくなっても困るという理由から、指示通り塗装してから組み立てるという方法を採りましたが、さすがはタミヤ。塗装の厚さを差し引いても概ねピッチリとはまりますね、と言いつつフロントバンパーが下がり気味ですが、これはキットのせいじゃありません。ちなみに使った色はTSのクロームイエローです。
デカールは、タミヤ製は危険(て言うか推奨していない)ということで、今回はクリアー塗装後に貼りました。ホイールのハブの部分にも馬のマークのやつがあったんですけど、触っているときにはがれてどこかへいってしまいましたので、結局全部はがしてしまいました。
それだけならまだしも、スプレーの拭き加減が違ったのか組んでみると各パーツの色合いが微妙に違うんですよね。
なんか下手な鈑金塗装みたいなんですけど・・・まあいいや、黙ってよーっと(殴)。
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