ランサーエボリューションYは、
3ナンバー化した先代のXからさらに改良を加え、1999年に発表されました。
外見上は、フロントバンパーとリアウイングの形状が変更されましたが、当時、
近所のディーラーに展示してあったのを見に行ったことがあるんですけど、
フォグランプの横の膨らみといい、更にシンプルになったリアビューといい、Xと比べると、
デザイン的に若干おとなしくなったような気がしまして、個人的に見た目の迫力は、
先代ほどは感じられなかった覚えがあります(オーナーの方すいませんねぇ・・・)。
このエボY、当時タミヤ、フジミ、ハセガワの3社からリリースされるという、
ファンにとっては非常に嬉しい状況だったんですが、初代から買い続けていると言う理由だけで、
今回もハセガワ製をチョイスしました。
肝心の、個々のキットのデキはどうなのかと言いますと、タミヤ製は買っていないんで
何とも言いようがないんですが・・・まあ、「後出しジャンケン」が有利なのは言うまでもありませんね。
ハセガワ製のキットは、旧型の初代エボから改修に改修を重ねて発売されているようなんですが、
シャーシやインパネはその頃から変わってませんし、レカロシートもエボVの頃からそのままです
(初代エボのパーツももれなく付いてきます)。
そういう訳で、改修は内装を中心に、旧型のままだったインパネはフジミのエボのパーツを流用しました。
あと、ボンネットとグリルの部分を開口してメッシュを貼ってあります。
とまあ、気にしだすと結構手のかかるキットなんですけど、当のハセガワもさすがに限界を感じたのか(笑)、
ランエボのリリースはこのYが今のところ最後になってしまいました。
なんか今回は珍しくウィークポイントばかりあげつらってしまいましたが、
以降のエボシリーズを発売したフジミも、やっぱり旧キットのパーツをしっかり流用してますんで、
ハセガワばっかり責めるわけにもいきませんね。
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