TOPページへ ロータス エスプリ
ニチモ 1/24
 アストンマーチンDB5がコネリーボンドのボンドカーなら、 ロータスエスプリはまさにムーアボンドのボンドカーと言えるでしょう。 同じジェームズ・ボンドでも全く違う二人のイメージを見事に表現していると思います。
 エスプリは、「007 私を愛したスパイ(1977)」に登場した車ですが、当時のスーパーカーブームと相まって、 子供から大人まで、多くの人々に知られるところとなりました。
 スクリーン狭しとカーアクションを繰り広げ、潜水艇にまで変形するエスプリを初めて見て以来、 すっかりこのシリーズに取りつかれ、現在に至っています。

 キットは、ニチモの「史上の栄光車」シリーズから。そのものズバリのボンドカーとしてのエスプリは、 グリップ「永大」から発売されていました。コンパチで潜水艇にもなり、なかなか遊べるモデルだったんですが (お約束のミサイルもあるぞ)、スケールモデルというよりは、キャラクターモデルに近いものがありますし、 今となっては入手は極めて困難でしょう。
 ボディカラーはもちろん白。映画のイメージが強すぎて、白以外のカラーは考えられませんでした。 て言うか、最初からボンドカーのつもりで作っていましたし。
 リトラクタブルライトは開閉どちらでも選択できますが、異様にギョロ目になってしまうので開けない方が無難かと思います (それにしても、チリが合ってないな・・・)。
 サイドの黒いラインは、見るからにマスキングしにくそうな形でしたので、画材屋さんに売っていた、 0.8ミリのラインテープを使用してみました。太さもいろいろ揃っていて、若干伸びるので曲線にもなじむんですが、 やはり限度があるようで、フェンダーアーチの両端がどうしても浮き気味になります。
 しかしそこまで気ィ遣った割には、スミ入れとか全然してありませんけどね。別に手を抜いた訳じゃなくて、製作当時、 「カーモデルのスジ彫りはスミ入れをすべきか否か?」で迷っていたんですね。
 で、結局入れなかったんですが、今思うと、コレは入れとくべきでしたね。
 ナンバープレート「PPW306R」は、インレタで仕上げました(ホントは斜体字じゃないんですけど)。 ちなみに、リアのプレートは黄色です。

 そういえはこのモデル、発売された年代の割にはかなりいい出来なんですけど、 困ったことにデカールが入っていませんでした。フロントに「LOTUS」、 サイドに「esprit」のロゴが入るはずなのに。実はサブマリン仕様にするのに(ホントにやるつもりなのか?) もう一つ買ってあるんですけど、こちらにも入っていませんでした。どうやら、 最初からデカールは付いてなかったみたいです。なんで?

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