TOPページへ スズキ  エスクードハードトップ
フジミ 1/24
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 エスクードは1988年デビューのライトクロカンです。
  クロカン四駆というと、押し出しは強いんですけど、とにかく「デカい、重い、運転がしんどい、泥臭い」などというイメージもありまして、これを覆すべくボ ディはひと回りサイズダウン、もちろんしっかり5ナンバーサイズに収め(5ナンバーのクロカンもあるにはありましたが、やはりデカかった)、都会的なデザ インを纏って登場しました。街乗りもこなすと言えばなんとなく軟派な感じもしますが、オフロードの走破性もしっかり受け継いでいます。
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 発 売当初はコンバーチブルとハードトップというラインナップでしたが、2年後に5ドアのノマドが追加、その使い勝手の良さも相まって大ヒットし、以後、初代 モデルは10年近く販売されました。
 私の友人が昔、これの赤ノマドに乗ってまして、よく乗せてもらったなー。大きすぎず小さすぎず、本当に使い勝手は良さそうでした。ただ、速いか遅いかで 聞いたら「遅いに決まってるだろこんなの」との事でした。そりゃそうだ、これ乗る前はスカイラインに乗ってたんですから。
 とはいえそのコンパクトさがウリだったエスクードもやはり大型化の流れには逆らえなかったのか、現行の3代目は堂々の3ナンバー、2.4リッターのV6 エンジンなんか積んじゃってます(一時期3.2リッターなんてのもありまして…)。初代の志を貫徹するのって、難しいんでしょうかね。
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 キットはフジミのファインドライブシリーズ。現在のIDシリーズにカー用品やレジャーグッズなどのアクセサリーをプラスした、いかにも80年代的なシリーズなんですが、フロッキー加工されたクマのぬいぐるみやら果てはジュースの自販機まで用意されています。
  発売当時、個人的にはクルマの中にごちゃごちゃ物を乗せるのが嫌いで、「オトコの仕事場」たるコックピット(笑)にクマのぬいぐるみを乗せたり、シートに 座布団敷いたり、シートカバーの代わりにTシャツ着せたりして乗るのは邪道だと思ってましたので、当時は全く購入対象外でした。
 今はそれほどでもありませんけど、それでも車内はかなり殺風景ですね。まあ、それはさておき買ったのはいいけどやっぱりそれらのグッズにはあんまり興味がなくて、車だけ作ってしまいました。
 ほとんどストレート組みで、製作記でも書きましたが、シャーシと一体になっていたエキパイを追加したぐらい。あと、リアのスペアタイヤはハードカバーっ ぽい、と言えば聞こえがいいんですけど、これといったモールドもないし、ロゴとかのデカールも用意されてなくてあんまり面白くありませんので、ティッシュ を貼り付けて溶きパテで固めてブラックで塗装し、ビニールレザーっぽくしてみました。頑張ってタイヤとホイールを5個にしてくれてりゃなあ・・・とちょっ と残念に思いました。
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