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ホンダ CR-Z
フジミ 1/24 |
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CR-Zは2010年にデビュー、動力性能と環境性能を両立させたライトウェイトスポーツカーです。往年のCR-Xシリーズの流れをくむ車と考えますと4代目にあたるんでしょうけど、ブランニューといいますか、あくまでも初代CR-Zなんですねこれは。 ライトウェイトとはいえ、重量は何気に1トン(電池積んでますしね)超えてますし、堂々の3ナンバーで、これも時代の流れなんでしょうか。
でも、スタイリングは文句なくかっこいいです。かつてのCR-Xもそうなんですけど、未来的なデザインですね。 後姿はチェリーのX1-Rなんかをイメージしてしまうのは私だけでしょうか(例えが古すぎ)。
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ホンダのハイブリッド車といえば、個人的には初代インサイトのインパクトが強いんですけど、あの車がこんなスタイリングで出てたらもうちょっと売れたんじゃないかと思ったんですけど、あれはあれでCR-Xを意識したみたいで、寸足らずのセダンだった初代プリウスとはまた違ったコンセプトで発売された意欲作だったんですね。いや別に、便所のスリッパみたいな形をしてるとか思ってませんし(殴)。
インサイトは数年のブランクの後にFMCされ、プリウスと同じく5ドアのハッチバックになりましたが、プリウスなんか意識せずに、アコードのエアロデッキとかをモチーフにしてほしかったですね。
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さて、キットの話なんですが。
箱の横の解説どおり、ボディはともかくシャーシも忠実に再現されてまして、フロントグリルのメッシュもちゃんと抜けてます。こちらもなかなかの意欲作ですね。
パーツ点数も約90点と抑え、ってむしろ多くないですか?でもおかげで塗り分けは非常に楽で、歓迎すべきところではあります。
で、作り易さを意識したそうなんですが・・・こっちが意識失うところでしたわ。
確かに、パーツ割りが細かいのはいいんですけど、合いがもうギチギチで、特にウインドーのパーツなんか、ボディを塗装したらもう二度と合わなくなるんじゃないかってぐらいのシビアさで、ボディ側の事前の加工は必須です。
シャーシのパーツ割りも、これでもかってぐらい緻密なんですが、足回りがとにかくヤワい。ハセガワのキット並みか、それ以上ですね。
他所様のブログとか拝見しますと、あちこちで「バキッとやっちゃいました」報告が散見されまして、ウチも気を付けないといかんなーと思いながらウインドーはなんとか無事に装着したんですけど、フロントの足回りをバキッとやっちゃいまして、瞬間接着剤で固めてどうにか体裁を保ってますけど、ステアリングはできなくなりました。
色は無難にTSのパールホワイトにクリアーで仕上げ。この時点で他の色を考えて塗る余力は残っていませんでした(笑)。
ごらんのとおりフルノーマルなんですけど、リアスポイラーぐらいは付いててもよかったんじゃないでしょうかね。あれが付いてると背筋が伸びた感じがして非常に格好いいんですけど。
無限のバージョンを買ってもよかったですね。 |
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