T140系コロナは、1982年1月にフルモデルチェンジしました。
イメージキャラクターにあのロジャー・ムーアを起用し、シャーリー・バッシーの歌うBGMをバックにタキシードで登場するその姿は、誰がどう見てもジェームズ・ボンドをイメージしたもので、しかも、当時沢田研二を起用した日産のブルーバード(910型)に真っ向から勝負を挑んだものでした。
「BC戦争」という言葉は知っていましたが、実際火花を散らす様子を目の当たりにしたのはあれが初めてでしたね(今思えば、ですけど)。
ちなみにエンジンは18R-GEUを搭載(ええっ)。私しゃてっきり、3S-GEだとばっかり思ってましたが。
それにしてもホント、あの2台のクルマのCMはカッコ良かったですねー。
キットはアオシマの「ザ・ベストカービンテージ」シリーズ。いやあ〜、個人的に「満を持して」発売されたという感じですね。
実は当時、このキットが発売されていたの、知らなかったんですよね。実物を見たことなんか1度もありませんでしたし(ていうか、気がつかなかっただけかもしれませんが)。
で、最近になってキットの存在を知ったんですが、中古価格はボッタクリ、いえ結構な高額で手が出ませんでした。
前に1度再販された時はチキチキレーシングのシリーズとして発売されましたが、極太のタイヤとシャコタン姿に二の足を踏んでしまい、買い控えていたら再び幻のキットと化してしまいました。
そんな訳で、ノーマルの発売に小躍りしたコロナなんですが、ホイールだけは純正のアルミを履かせて欲しかったなと思ったりしまして、LS(現アリイ)製セリカの物をコピーして使用しました。
ボディカラーはCMの影響が大きくて、赤以外は考えられませんでしたね。使用したのは、TSのブライトレッドです。
それでは「HAVE A GOOD DAY!」
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