ローレルは1988年12月、6代目にフルモデルチェンジされました。
先代の、なかば流行遅れとも言えるスタイルを、やっとこさ一新してずいぶんと垢抜けた雰囲気になり、
ライバルのマークU三兄弟ともこれでやっとマトモに勝負ができるかな・・・といった感じでしょうか。
モール等の光りモノも控えめに配し、なかなか渋い佇まいになっています。
ちなみに、当時のイメージキャラクターは坂東玉三郎。この車のイメージにマッチするかどうかは別として、
いつもの女形と違って洋装の立ち姿もなかなか儚げで素敵でしたね。もっとも最初誰だかわかんなかったんですけど(殴)。
後年は、初代セフィーロと車格が同じということもあって、走り屋系の若者にも人気がありました。ていうか、最後は改造車のベースになるというところまで、しっかり伝統を受け継いでいます。
キットは青島製の後期型。セフィーロと同時期に再販されたエンジン付きのものです。
ボディとシャーシのハメ合わせが若干きつい(特に後部)のと、ボンネットを開けるとライトのレンズが取り付けにくい、
というのを除けば総じて問題はないように思います。例によってストレート組みで、エンジンを積む関係でボンネットを切り取ってみたんですが、
ボディ側に受けがないのでボンネットを被せてみるとエンジンルーム内に少しだけ落ちてしまうんですな。しかも少しでも傾けると落下するし。
ダボの付いた透明のボンネットも付属してますんで、それを使えばよかったんですけどね。
結局ボディ側に,目立たないように受けを作って対処しました。
塗装なんですが、大昔に発売されていたTSのメルセデス用の専用色を使用しました。個人的にC33はこの色のイメージが強いんですよね…。
驚いたのはボンネット先端に取り付けるマスコット。あんな極小のパーツなのに、ちゃんと「L」が抜けてるんですよ。
うーん、すげーぜアオシマ。でもこれができるのに、なんで西警サファリのフロントガードのメッシュは抜けないんでしょうか?
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