チャーリー・グリーン・ケロッパー
小さな森の、小さな小川の、小さなカエルのお話です。
この本は絵本のように子供に渡して、
勝手に読ませる、本ではありません。
今の子供たちは(大人も)、あまり本を読みません。
それは小さいころから、絵本やアニメを 見て育ったからです。
絵本やアニメのほうが、目で見ているだけで、
頭を使わずに済んで楽だからです。
でも、そうだからと言って放っておくと
頭の中でイメージして、絵を描くことが
できない子供になります。
大人になっても想像力の乏しい、思いやりのない人間になります。
そういう子は人との会話も、まともに理解できない大人になります。
なぜなら会話も絵ではなく文字だからです。
残念ながら今の日本には、3~6歳ぐらいの一番大切な時期に
文字によって内容を理解し、場面を想像できる本はあまりありません。
(美しい絵本はいっぱいあります。)
相手の立場を想像して考えたり、過去を思い出して反省して未来を予測する能力も、
失われていくのです。
これからの子供たちが読書を好きになって、
殺伐とした今の世の中が少しでも良くなればと思って書きました。
この本は3~6歳くらいの子供が読むには少し難しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
それは、この本が自分で読んで理解する本ではないからです。
大人が読みながら頭に絵を描いて、初めて子供の頭に絵が描けるからです。
どうか、大人も想像力を働かせて、何度も読んであげてください。
きっと、読書が好きになります。 小林きらら
1~10話まであります。一冊300円です。(送料込み)
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これは、小学生の書いた感想文です
チャーリーの本を聞きながら
想像すると聞いているだけで
絵がいっぱい見えてくるのです
と書いてあります。