TOPページへ BMW Z3ロードスター
タミヤ 1/24




 BMW Z3は1996年のデビューです。この車が登場した背景には、ユーノス・ロードスターのヒットがあるわけなんですが、当時BMWに限らず、世界中の自動車メーカーでオープン2シーターがリリースされました。
 中でもこのZ3はBMW車初のボンドカーとして採用され、私個人としてはそっちの方で認知度が高い車だったりします。
 ボンドカーといえば数々の特別装備がいつも話題になるんですが、この車も例に漏れず
  ヘッドライト奥にスティンガー・ミサイル
  後部パラシュート・ブレーキ
  センターコンソールにレーダースクリーン
などが装備されているようですが、実際に使用されたのはレーダースクリーンのみでした。ていうかZ3の登場シーン自体が少なく、単なるアシとして使用されたに過ぎなかったのが残念でなりませんが、十分宣伝にはなったみたいですね、何せタイアップですから。
 ジェームズ・ボンドの車=アストンマーチン、というオールドファンからはジェームズ・ボンドがビーエムに乗るなんて、と言われたりもしましたが、この5代目ボンド(ピアーズ・ブロズナン)はそんな声を知ってか知らずか、その後も750IL、Z8と都合3台もBMWを乗り継ぎ、最後の出演作でやっとこさアストンマーチン・ヴァンキッシュのハンドルを握りました。とはいえ3代目(ロジャー・ムーア)もアストンには乗ってないんですよね。彼の車、といえばロータス・エスプリ。でも一応英国車だったんで、そんなとやかく言われなかったみたいですけど。








 長くなりそうなんでそろそろキットの話を。
 キットはタミヤ製1/24。以前旧オオタキの2000GT作った方からお礼として頂いた物です。
 先日タミヤから、アストンマーチンDBSがリリースされまして、いずれ作ってみようかと思ってるんですけど、その前にこれ作っとかないと、思い製作開始(変な所で義理堅いというか・・・)。
 一応ボンドカーをイメージして製作を開始しましたが、映画に出てくる車とはホイールが違うんですよね。インストの解説に書くぐらいだったらそれぐらい用意しとけよ、と思ったんですけど、映画の公開が’95年だからなー(つまり車のデビュー前)。市販の仕様とは微妙に違うのかも知れません。
 ボディカラーについては、箱絵は真っ青に描いてあるんですが、映画のイメージに近い色を、ということでタッチペン(って書いてますけど、今回はソフト99じゃなくてホルツの物を使っています)のアクアブリーズオパールM(ホンダ車用)を使用しました。
 ナンバープレートについてはデカールを使用しませんでしたが、これもボンドカーに倣っての事でして、映画ではフロントは黒色無地、リアは白色のプレートを装着していますんで、いずれそのようにしたいと思っています。








 そーいや映画の新作はMGMの経営危機が原因で無期延期になっているそうで、なんとか復活してほしいところなんですが・・・。
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