センチュリーは、トヨタの創立50周年を記念し、当時の最高級車クラウンのさらに上を行くショーファードブリンとして1967年にデビューしました。
以降、時代に合わせた改良が加えられ、1997年にフルモデルチェンジを受けるまで、実に30年の長きにわたって生産されました。
新旧センチュリーはスタイルだけ見ると、「どこが違うの?」というぐらい代わり映えしないんですけど、
これは、VIP様の集まる会合や何かの時にクルマで乗りつけたり、企業や官公庁が増車したりして、
新旧のセンチュリーが並んだような場合違和感のないように、また旧型に乗っているお客様があまり引け目を感じないようにする、
という配慮からだそうで(セルシオなんかもそう)、その気の遣いっぷりには脱帽ですが、確かにこういうクルマの後ろに乗るヒトだったら、
これぐらいの違いなら言わなきゃわからないかもしれませんね(笑)。
と言うわけでキットはアオシマ製のノーマル仕様。こういうヒカリモノを多用したクルマって、
得意じゃないと言うか、ホントはあんまり好きじゃないんですけど(街中で横着な走り方をしてるのを見ると特に、ねえ・・・)、
どういう訳か今、マイブームなんですね。別に、こういうクルマに乗るにふさわしい方であれば問題ないんですが、
ていうか、このテのクルマは後ろに乗る方がいいと思います。
製作についてですが、今回も特に手を入れた場所はなかったんで、塗装だけ若干丁寧にやってみました、
と言っても、いつものTSのベタ塗りですけどね。
内装のシートは、指定色のグレーより若干紫がかった色にしてあります。
カーテンなんですが、本当は着けるつもりでいたんですけど付属の白布がどうにも学校の教室のカーテンみたいで(笑)、
目の細かいレースを使おうと思っていたんですが、アップまでに入手ができませんでした。という訳で、とりあえずこのままにしておきます。
今回、久々に初歩的なミスでデカールをパーにしてしまい(エンブレムを台座に貼らずにボディに直接貼っていた)、
部品請求するハメになってしまったんですが、やはり、説明書はちゃんと読まないといけませんね。
でも、あの三面図だとボディに直接貼ってるようにしか見えなかったんだよぅ(言い訳するんじゃねーよ)・・・。 |