TOPページへ トヨタ クラウン
V8 ロイヤルサルーンG

アオシマ 1/24


 8代目クラウンは1987年9月発売され、この4リッターV8のクラウンは89年8月に登場しました。前回のマークU同様、バブルの時代を謳歌しつつ先代から更に熟成が進んだその姿(内容もですが)は、個人的に最もクラウンらしいクラウンではないかと思います。
 この後、やれマジェスタだ、アリストだ、セルシオだと次々登場して、センチュリーを除いたトヨタの最高級車の地位からは転落する訳ですが、「いつかはクラウン」という有名なキャッチコピーを持ち出すまでもなく、今なお「カタギのサラリーマンの最終目標」というポジションは堅持し続けています。

 キットはアオシマ製の「踊る大捜査線」パトカー仕様。ドラマ自体はカミさんが観てるのを横目で観ていた程度ですんで、何話で登場したのか全然知らないんですけど訳あって入手、特に思い入れもないしせっかく純正のアルミホイールを履いてるんだからということで躊躇なくノーマルに作ってしまいました。
 ちなみにボディカラーはこれも定番のパールホワイトとシャンパンゴールドのツートン、内装はベージュとブラウンで仕上げました。
 ナンバープレートはさすがに劇中車の物しか付いてませんので、ワンオフで製作するしかありませんでしたが。
 
 本当の事を言いますと、パトカーパーツの入手のためにこれ買った訳なんですが、実は非常に腹の立つ思いをしましてねえ・・・。
 ホントは私、フジミ製のパーツが欲しかったんですよね。バータイプのパトライト搭載で、どうせならスポーツタイプのクルマがいいなー、ということで「高速機動隊」シリーズのRX−7にしようと思ったんですな。で、結構探し回ってとある店でやっと見つけて買おうと思ったんですが、レジへ持って行ったときになんか嫌な胸騒ぎがして箱を開けてみたんですが・・・案の定、ボディが入ってないんですよ。
 しかもフジミのこのシリーズ、ボディの袋はタイヤ、ホイール、赤色灯のパーツなんかも同梱されてますんで、残っているのはシャーシと内装ぐらいしかない訳です。
 「これ、ボディ抜かれてるよ・・・」店の人に教えて代わりの在庫を探してもらったんですけど、なかったのでやむなくアオシマ製のクラウンに落ち着いた次第。
 だーって、ソアラは既に積んでるし、GT−Rも昔作ったことあるんですよね・・・。
 パーツが抜かれると言う話は聞いたことがあったんですけど、実際被害を被ったのは初めてです。あ、金払う前だったから被害に遭ったのは店の方ですね。
 私しゃ小学校の熱血教師じゃないんで、涙を浮かべて拳を震わせながら「盗った奴は正直に名乗り出ろ!!」とは言いませんけど、どうせなら必ず失敗して金輪際完成品が作れなくなるとか、どんだけ作っても小学生以下のレベルの作品しかできなくなるとか、そういった形で報いが来たほうが面白いと思います(面白がってどーする)。


 
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