スタリオンは1982年に発売されましたが、
当時のWRCラリーのグループBというカテゴリーに基づいて1983年に発表された車両が、この4WDラリーです。
ところがグループBがわずか4年で廃止され、WRCの表舞台で活躍する事はついにありませんでした。
(合ってますよね?あんまり長々と書くとボロが出そうなので、紹介はこれぐらいにしときます)
「SS」というマンガで、主人公の駆るクルマとしても知られつつあります。もっとも私も後から教えてもらったんですけど、
実にタイムリーですね(コミックス買ったし)。
ノーマルのスタリオンは、SFメカを想像させるやたらハッタリの効いたスタイリングで、
当時の私の憧れでもありました。結局買えませんでしたけど。
キットはフジミのインチアップシリーズから。どんなクルマであろうと、
シャコタンにしないと商品にならなかった風潮をしっかり受け継いでいた頃の物だろうと思います。
当時、いかにノーマルで製作するのが困難な状況であったかがわかろうというものです(ノーマルパーツはちゃんとあるんですけどね、
ホイールは純正じゃないし・・・)。
で、私もスタリオン欲しさに買ったのはいいんですけど、どう更生させていいかわからず
、長いこと押入れにしまい込んでいました。
4WDラリーの存在は割と早くから知っていて、異形のスタイリングは製作意欲をかき立てるには充分すぎるものがありましたが、
いかんせん当時の私のウデでは作れるはずもなく(資料も皆無でしたし)、今回やっと日の目を見ることになりました。
しかし、製作を決意させた最大の理由は、当時流行っていたエアロディッシュがパーツに入っていたことでしょうね。 もしこれがなかったら、作る気にはならなかったかもしれません。
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