スプリンターは、初代カローラのスポーティモデルとして、1968年に発売されました。とは言うものの、
あんまり印象にないな。カローラに乗っている家は近所でも結構多かったんですけど
(それって、単に見分けがつかなかっただけなんじゃないか?)。
キットはニチモ製なんですが、最近は、過去にリリースされた
モデルの化粧直しばかりでめっきり新作が出てこなくなって、寂しい限りです。古くから、
高い表現力を誇るメーカーですけど、やはり今のプラモと比べるとバリなどは結構多かったりして、
それなりに手間はかかります。うんうん、やっぱ、プラモはこうでなくっちゃいけない(そーかぁ?)。
古いモデルに共通して言える事ですが、メッキパーツもペカペカで、重みもくそもあったもんじゃありません
。まあこれは、仕方がないんですけどね。
ニチモらしく(て言うか、1/20ですからとりあえず)、
ドアとボンネットは開閉するようになっています。
しかしこうして見てみると、ちょっと失敗しましたね。いや、
ドアのチリが合ってないとか、そういうのじゃなくて、色です。
こんな古い車、真っ白に塗っちゃいけない。そう言えば昔は、
白い車って今ほど多くなかったはず。赤とか緑で塗った方がよかった
かもわかりません。とはいえ、昔は塗料の質も(発色が、というべきか)
よくありませんでしたから、お世辞にも「レッド」「グリーン」などとカタカナで
表現できるような爽やかな色じゃないんですけど、そんな腐ったような色の缶スプレー
、どこのメーカーも出してませんしねー(笑)。
やはり、こういった車は年代も考えてそれなりにダサく作らなければいけない、と痛感した次第です。
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