TOPページへ メルセデス・ベンツSLRマクラーレン
タミヤ 1/24


 メルセデス・ベンツSLRマクラーレンは、2004年に登場しました。 メルセデスとマクラーレン、両社の技術のコラボレーションにより開発された超高性能車です。個人的にベンツ (私も俗人なんで、普段はこう呼んでますが)って、「世界最良の実用車を作るメーカー」というイメージがありまして、乗り手を選ばず、 誰がハンドルを握ってもそのポテンシャルを引き出せるクルマなんですが(もちろん、「お金持ちなら」という断りがつくのは言うまでもありません)、 やはりこれ程のクルマともなると、それなりに運転技術と自制心が必要となるようです。

 キットはタミヤ製。とても1/24のカーモデルとは思えない高額キットなんですが、自分で買った物ではありません。 入手したきっかけは2006年の「オートモデラーの集い」の抽選会。昔っからこういった抽選とか懸賞とかに当たったためしがありませんでしたので、 「こんなもん、当たるわきゃねーだろ」と思いながらボーッと立っていたらいきなり名前を呼ばれてしまいまして、気付くのに数秒かかりました。
 しかし、いいんだろうか?普段タミヤのキットなんかほとんど作らないこの私がもらってしまって。 こういうのを世間では「猫に小判」と言うんじゃなかろうか、とか考えつつ帰りは思わずスキップ踏んでしまいましたが。
 とはいえ、このまま作らずにしまい込むのも当たらなかった人に申し訳ないので、公約どおり新春第一弾として製作しました。 折角なんで徹底的にディテールアップしてやろうかとか、いろいろ悩んだんですが、今回もタミヤの技術力を全面的に信用して素組みで製作、フロントグリルをメッシュに貼り替えた以外は特に変わった事はしておりません。イヤ、ホントに悩んだんですよ。
 それでもこの完成度はさすがタミヤと言う他ないですね。ドアやボンネットがパカパカ開くにもかかわらず、 バチピタでパーツが合ってしまいます。画像では多少隙間が開いてたり、チリが合わなかったりしていますが、これはガサツな私の責任で、 決してキットが悪い訳ではありません。
 部品点数が多い割には親切なパーツ割りで作りやすかったんですけど、やはり細かい色の塗り分けは難しかったです。
 
 ただ、疑問に感じたのはやはりあのダイキャスト製シャーシ。最近の模型は完成品の占める割合が高くなっていると言われていますが、 「そんなら、ミニカーみたいに重くすりゃいいんだな?」というタミヤの迷いというか、解答がこれだったんでしょうか。 しかしこれ、完成すると全然見えませんし、置いといたら重量感もなにも全然分かりませんが。
 このパーツのために1000円も高くなってんのか・・・と思うとちょっと腹が立ちますが、タダで貰った私がエラソーに言う事じゃありませんね。
 どうせダイキャストのパーツを作るんなら、シャーシよりもホイールにした方がいいと思うんですが。昔のマルイのキットみたいに。



 
皆様の熱い期待に応えて、ドアオープン。

シャキーンってか!?

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