TOPページへ マツダ  サバンナGT(後期型)
フジミ 1/24




  サバンナは、1971年9月デビューのロータリーエンジンを搭載したスポーツモデルで、 ファミリー向けのグランドファミリアと同時発売されました。
  当初搭載されていたエンジンは10Aでしたが、1年後に12Aエンジンを搭載したGTが追加され、 国内ツーリングカーレースでスカイラインGT-Rの50連勝を阻止した車としてあまりにも有名で、 当時の走り屋連中からも絶大な人気を集めていました。
  とかく走りのイメージが強調されるサバンナですが、意外にも4ドアセダンやワゴンまでもがラインナップされていまして、 幅広いユーザー層にアピールする事も忘れていませんでしたが、いかついフロントマスクからして、 とてもまっとうなファミリーカーに見えないのはスカイラインと同じですね。





 キットはフジミ製。'73年6月にMCされた後期型(の前期型?)です。
  街道レーサー方面に人気の車種だけあって、思い浮かぶのはバリバリのワークス仕様の車ばかり。
  そこまでいかなくても、ワタナベの8本に、フロントとリアのスポイラー装着がお約束、といった感じでしたから、 普通に街中で走っていたであろうノーマルのサバンナなんてほとんど記憶にありません。AV女優が服着てるとこを想像できないのと同じですね(逆です)。
  そういう点で「このままストレートに組んでいいもんだろうか」と迷いが生じるクルマではあります(笑)。




 あとこのキット、既に各方面で指摘のある通り、 ルーフが厚ぼったいのとリアの何とも言えない猫背っぷりがどうにも気になるところでして、 改修はそこらへんを踏まえ、サイドウインドーを大型化してルーフを薄く見せたのと、リアの傾斜を若干変えて猫背を修正しました。
  それと、細かいところではフロントのアゴの部分を修正、 AP車じゃないのでマフラーエンドもいわゆる「弁当箱」ではなく、普通の直管にしました。  色なんですけど、昔持っていたマルイのキットに塗装されていた色を再現すべく、 ワインレッドを調色し、エアブラシで塗装しましたが、こんな色だったっけ?とますます自信がなくなってしまいました。




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