TOPページへ ビュイック・リヴィエラ
AMT 1/25


 リヴィエラは1963年、当時のフォード・サンダーバードに対抗してデビューし、アメ車史上最も美しい2ドアクーペと呼ばれ、ビュイックの中核をなす車として人気を集めました。
 初代のリヴィエラは逆スラントのいかついフロントマスクが特徴で、こちらの二代目は映画「デス・レース」でチョップド・ルーフの改造車が登場して死闘を繰り広げていました。
 三代目は通称「ボートテイル」と呼ばれ、印象的なリアビューが特徴です。こちらも劇中に登場していましたね。
 以降もモデルチェンジを繰り返し、1999年まで発売されていました。
 はあ・・・とりあえず私がこの車に関して解説できるのはこれ位ですかねえ。という訳でキットの話を。


 キットはAMTの1/25。さっき話したとおり、映画「デス・レース」に登場した車ということで興味がわきまして、たまたまある店で見つけて入手したものです。
 ところがパンフによると映画に登場したのは66年型で、こちらのキットは69年型。この型は毎年のようにマイナーチェンジが繰り返されて劇中に登場するのとは若干印象が違ってて、ちょっとがっかり(違うも何も原型をとどめてないぐらい改造されてますから・・・)。
 それに、アメプラ特有の大味さと作りづらさにだんだん作るのが億劫になってしまい、ついには放置。とはいえ、このままお蔵入りするのも忍びなく、今回やっと完成させました。

 このキット、ノーマルとカスタム仕様のコンパチなんですけど、当然のごとくノーマルで製作。完成を急ぐあまり、危険を承知ですり合わせ等の微調整も一切行わずに組んだ結果、案の定あちこち隙間だらけになってしまいました。

 色は、60年代のアメ車っぽく黒とか、派手な原色は避けて、ヴィッツ用タッチペン「ペールローズメタリックオパール」をエアブラシで塗装しましたが、思った以上に薄い色で、脳内のイメージとちょっと違うなと思ったんですけど、こないだこの色のヴィッツを見たら、やっぱりこんなもんでしたね。
 今思うとヴィッツより、フィットのピンクをイメージした方がよかったのかもしれません。
 バンパーとホイールキャップはメッキを落とし、TSのメタルシルバーで再塗装。
 レンズみたいに分厚いウインドーのパーツはとりあえずペーパーで研いで一皮むき、オミットされていたサイドウインドーも追加しました。
 あと、ミラーがなかったのでジャンクパーツから調達し、運転席側だけ装着しています。
 とまあ、ちょこちょこ手は加えてみたんですけど、ほとんどやっつけ仕事でしたね。次回は真面目にやりますんで、どうかご勘弁を。





 しかしこのボディカラー、褪色した古いカラー写真に写ってそうな感じの色だなぁ・・・。

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