TOPページへ トヨタ プラッツ
フジミ 1/24


 プラッツは1999年デビューした、初代ヴィッツがベースのセダンです。
 箱の説明にもありましたがこの車、ミドル以上のユーザーをターゲットにしているそうなんですけど、言われてみると確かにオーナーの年齢層がド高めですよね。
 よく、「死ぬまでに運転してみたい車」として、名前の挙がる車がたくさんありますけど、これもそのうちの1台なんでしょうか(意味が違うだろ)。
 しかし私も珍車とか不人気車とかは嫌いじゃないんですけど、ていうかこの車はそのどちらでもありませんけど、なんかこの車、正直カッコイイとは思えないんですよね。
 ヴィッツはいいんですよヴィッツは。いいデザインだと思います。でもなんで後ろにトランク付けただけでこんなにモッサリとした雰囲気になってしまうんでしょうか。
 なんかこう、色気がないというか・・・これじゃ若い人乗らないよな。
 1.3は昔運転した事あるんですけど、走りっぷりは速くもなく遅くもなく、室内はバリバリのプラスチッキーな質感で、まあそれは値段的に仕方がないんですけど、そこそこ広くて実用セダンとしてはよくできてるのかな、と思いました。
 いろいろ書いてしまいましたが、オーナーの人とか見てないだろうな。異論があるんならぜひとも申し出ていただきたいもんですな。
 いつでも謝ります(弱っ)。







 キットはフジミ製インチアップシリーズ。グレードは1.5Xです。今思うと、こんなマイナーな車よく出したなと思うんですけど、グレード違いや、バリエーションの展開を目論んでいたんでしょうか。プラッツベースの車といってもパトカーぐらいしか思いつきませんが、他にもあったでしょうか。
 現在はカタログ落ちしてるみたいなんですけど、探せば結構残っているみたいです。
 私も、とりあえず押さえとこうと思って買ったのはいいんですけど、どうにも作る気が起こらずに積みっぱなしになっていました。
 なんとか消化したいと思って悩んだ挙句、製作記の方にも書きましたけど、以前モーターショーで「シャレードソシアルのデ・トマソ」が参考出品されていたのを思い出し、冗談半分にこれで「走りのセダン(笑)」を作ってみようと思い、ヴィッツのRS風にしてみた次第です。
 本当はフロントグリルのRSのバッジも作りたかったんですけど、結局作らなかったのでRS風、なんですな。

 改修箇所はというとフロント、リアのバンパーを後期ヴィッツのRS風にして両サイドもスポイラーを追加。
 室内はフロントシートを純正のバケットにして、シフトレバーはMTにしてみました。
 リアのスポイラーは毎度おなじみハセガワのランエボ用を加工しました。
 色はTSのマイカブルー。以前にR34作ったときの残りです、ていうかまだ残ってるんですよね。困ったもんです。



 個人的には、今回作ったプラッツや、シャレードソシアル、カルタスクレセントなどなど、ハッチバックの4ドア版って多分に「ジジイ向け」のイメージがあるんですけどね。
 それはまあいいとしても、スポーティさをウリにしていたかつてのビッグネームでさえ、高齢化するユーザーとともにすっかり地味になってしまって、寂しい限りです。
 アリオン、プレミオのGTとか、ブルーバードシルフィのSSSとか、出ませんかね(出ねーよ)? 






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