TOPページへ トヨペット コロナ・マークU
ハードトップ 2000GSS

ニチモ 1/20


 コロナの上級車種として1968年にデビューしたのが トヨペット・コロナ・マークUです。初代は、コロナ(RT55)をそのまんま大型化したようなスタイルだったんですが、 1972年1月にフルモデルチェンジした2代目は、当時猫も杓子も採用したファストバック・スタイルを踏襲しています。 見た目には激変したんですが、マニア受けする初代と万人受けした3代目の間に挟まれ、イマイチ影が薄いように思います (当時それなりに見かけましたけどね、天下のトヨタ車だし)。
 で、そのマークUの中でも、最強モデルがこの2000GSSなんですが、コイツだけは別格です。個人的には、 18R-G積んでりゃどんな車でもいいんですけどね。
 そういえば、「ウルトラマンA」に登場する地球側の防衛軍(TAC、超獣攻撃隊)が使用する車両、タックパンサーもこれでした。 黒地にオレンジのラインが渋かったんですけど(しかもオリジナルのGSSのライン上にカラーリングしてある)、 無線機のアンテナと旗棒が装着されている以外はフルノーマルで、武装もこれといってなかったんで、迫力はイマイチでしたね。やっぱり、特撮ドラマの劇用車は「改造してナンボ」だと思います。
 そういう意味で、私が一番好きなのは、実は「ウルフ777」だったりします。さあ殺せ(笑)。

 キットは老舗ニチモ製。今や絶滅状態の1/20ですが、ちょっとディープなカーモデラーなら必ず押入れに積んでるだろうって事で、 「模型の輪」サイトの、「1/20のキットを70年代ぽく作る」という企画に参加するために製作しました 。まあ、半分は積み減らしが目的なんですが。
 さすがに現在のレベルで見ると、表現力の点で古さは隠せませんが、当時の上級者向けのキットだけあって、 決して出来が悪い訳ではありません、ていうかむしろいい方なんじゃないかと思います。
 とはいえ、今ではあまりする機会のなくなった、プラモの基本工作(バリ取ったりとか、表面ならしたりとか・・・) は、ひと通りやる必要があるかと思います。
 一応レギュレーションに則り、素組みなんですが、唯一、 赤一色だったテールライトのレンズはコンビレンズらしく改修しました。それと、前輪の車高がやけに高かったので、 スプリングを2巻ほどカットして落としてあります。
 あと、後ろから見るとドアのチリが合ってないように見えますが、これはただの半ドアですんで念のため(言い訳するなー!!殴)。
 色は、TSのブリティッシュグリーン、クリアー塗装の上にメタルック貼りと、この辺は完全に今風の作り方ですね。

 しかし、他のメンバーの人たち、やけに気合い入ってんだよなー。大丈夫か、こんなヌルくて・・・。
 




せっかくなので、ドアオープン。床のモールドは、ゴムマットらしく青色で塗装しました。


実は、エンジン付きはちょっと苦手です。

ちなみに、「模型の輪!」サイトはこちら
(今まで、ウチからの入口ってなかったんだよなー。何やってんだ全く)
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