TOPページへ 三菱 ミラージュU
1400ターボ

ニチモ 1/24


 初代ミラージュは1979年にデビューして大ヒットしましたが、82年のマイナーチェンジでフロントマスクが若干リファインされ、二代目じゃないのに車名もなぜかミラージュUになりました。スポーツグレードはといいますと、前期型も1600GTがラインナップされていましたが、シングルカムのNAエンジンではイマイチ地味な印象は拭い切れなかったのか、1400ccのオリオンエンジンにターボを装備してパワーアップしたのがこのミラージュUターボです。
 箱にはターボファイターと記載されてましたが、これはあくまでもキャッチコピーでして、車名とかグレードを示すものではありません。ていうか、ファイターは後にふそうの4tトラックが名乗ることになるんですが。







 と、いうわけでキットは老舗ニチモ製。ニチモの1/24といえば思い出すのが「史上の栄光車」シリーズとかだったりしますけど(あるいは1/20のイメージだったりしますよね)、こういうニッチというか、細かい仕事もしてたんですねー。
 今じゃめっきり見ることもなくなったこのキットなんですが、まだヤフオクなんてものが存在しなかった頃、フリマで入手したものです(確かこれも500円だったよな)。で、作る機会のないままずっと積んでいるうちに、いつの間にやら知る人ぞ知るレアなキットになってしまいました。
 で、今回「2010オートモデラーの集い」に参加する際、当日のシークレットアイテムとして急遽製作しました。まあ、一緒に持っていったmid4も初代と二代目のセットでしたし、X1Xだけじゃ何の車かさっぱり分からない人もいるだろうと思ったんで(笑)。



 しかし、いざこうして組んでみますと、実にいい佇まいなんですな、これがまた。実車の雰囲気をよく掴んでいると思います。
 私の下手な文章では上手く表現できませんけど、理詰めのタミヤ製と比べるとなんとなく感覚的というか、アナログな感じがしますね、ニチモのキットは。
 以前マークUを作ったときもそうだったんですけど、これだけ古いキットだったにもかかわらず、デカールがしっかり使えたというのも凄いところ。ただ、あまりにも丈夫過ぎるのか、ソフターを塗りたくってもなかなか軟化せず、ボディになじむのにやたら時間がかかりましたが。
 製作についてはほぼストレート組みですが、純正のアルミホイールがタイヤともどもやたら径がでかくてしかも太過ぎましたんで、ジャンクのタミヤ製のタイヤとホイール(のリム部分)を使用しています。



「TURBO FIGHTER」の文字が誇らしげに。でもやはり「1400TURBO」とかにしといた方が・・・。


左がキットのタイヤとホイール。右はタミヤのアルシオーネ用(これでもまだ大きいんですけどね)。


こんな感じで組み合わせました。
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