ミラの妹分、リーザは1986年12月にデビューしました。
軽規格のスペシャリティーカーという位置づけですが、その丸っこいスタイルは女性ユーザーを多分に意識していました。
ただ、車のデキはともかく、当時大ヒットしたミラの陰にどうしても隠れてしまい、結構不遇な車だったように思います。
安っすいグレードにパステルカラーのパーツやステッカーをペタペタ貼り付けてハイ一丁上がり、
みたいな女性仕様車よりよっぽどマシだと思うんですけどねー。
もっとも、リーザにも「CHACHA」っていう女性仕様車があったりしますが。
ちなみに89年になりますと、ミラ同様TR-XXが登場、テコ入れが図られています。
キットはフジミ製Kカーシリーズ。一応スナップキットですが、
そのせいでハメ合わせが少々きつい部分もあったりして決して組みやすいとは言えませんが、
全体的な雰囲気は良好でいいキットであると思います。
ほとんどストレート組みで、改修らしい改修と言えばヘッドライトぐらいですね。
ていうか資料が皆無に等しく、これ以上のディテールアップができなかった、というのが正直なところ。
この後もダイハツはオプティ、マックス(フェローじゃないよ)、ソニカなど、
リーザの流れをくむ個性的な車を作り続けていますが、
どれも短命だったのが残念です・・・ってソニカは現行車でしたね、すいません。
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