初代ランサーは、ミニカとギャランの隙間(と言うよりほとんど溝ですが)を埋めるべく、1973年2月にデビューしました。
最強モデルの1600GSRは同年8月に追加され、軽量で頑丈なボディと、軽快なハンドリングが相まって当時のサファリラリーやサザンクロスラリーで大活躍したのは皆さんご存知のとおりですね。
当時このクラスのスポーティーカーで、まず思い浮かぶのが27レビンだったりするんですけど、これも実は隠れた名車であると思います(街中ではなぜかほとんど目立たない、という意味で)。
キットはフジミ製1/20。’76年サファリラリーの6位入賞車をモデル化しています(ドライバー・篠塚健次郎氏)。
1/20というサイズにも助けられ、ラリー車のキットとしての再現度は必要にして充分かと思います。もっとディープなファン(たとえば某nagaさんとか・・・笑)からみれば、「まだまだヌルいぜ」と思われるかもしれませんけど、私しゃとりあえずこれでお腹一杯です。
基本的に素組みで、追加工作を強いて挙げればヘッドライトにメッシュを貼ったのと、フロントの泥除け(?)をちょっと波打たせたぐらいです。
デカールは、発売当時は透明のシールだったらしいんですけど、再販品のこちらは普通の水貼りのデカールが付いていますんで、いつも通りクリアーコートして仕上げました。
このキット、ボンネットとトランクは別パーツで、キットの状態で既にサンドブラスト処理のような艶消しになっておりまして、それを活かす方向で薄くクリアをかけた後、ペーパーをかけずに仕上げています。おかげで埃も塗り込んだままですが。
素直に艶消しのクリア使えばよかったんですけどね・・・。
てな訳で、ランサーEXのキット化を祈りつつ、ていうかその前にエボX出して下さい。
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