TOPページへ 日産マーチ ターボ
フジミ改 1/24




 長らく日産のボトムを受け持っていたチェリーに代わり、初代マーチは1982年10月デビューしました。独り者から所帯持ち、あるいは老若男女問わずマッチするグレード展開で人気を博しました。
 CMキャラクターに起用されたのが、「んマッチでぇ〜す」こと近藤真彦。「街にマーチがやってきた」「マッチのマーチ」等の噴飯もののキャッチコピーはいろんな意味でホント、インパクトありました。
とはいえ、熾烈さを増すパワー競争はリッターカーをも巻き込み、85年2月に登場したのがマーチターボです。
モデル末期に出たスーパーターボと比べると性能的には若干マイルドなんですが、コテコテのフルエアロがヤル気充分で好きですね。
 
 というわけでキットはフジミ製のファミリアがベース。初代マーチは以前からチャレンジしたいネタでした。ノーマルのファミリアはアオシマ(旧イマイ)のキットで既に作ってましたしね。
 ボディは幅と全長を切りつめましたが、ホイールベースはあまり変わりませんのでそのままにしてあります。だもんでシャーシは幅を詰めればなんとかなるんですけど、独特のFF機構は省略して前後ともシャフト貫通にするしかありませんでした(ギアが丸見えでしたし)。
 タイヤも当時のコンパクトカーらしく、小径のものに換えてあります。
 当初の予定から大幅に遅れてようやく完成にこぎ着けましたが、今回はハッキリ言って失敗でした。ボディを切りつめたまではよかったんですが、なんとか去年のイベントに間に合わせようと作業を急いだのが災いして各部のアラが目立ちすぎますし、ディテールも不正確なことこの上ないです。しかもこれでもかという位のオミットの嵐。
 その上、ボディを塗装してクリアまでかけてから屋根のウェザーストリップ(左右に走っている黒いやつね)を入れ忘れたことに気づき、これはオミットするつもりじゃなかったんで慌ててヤスってスジ彫り入れたら、クリアどころか地のホワイトまで割れてはがれ落ちる始末。ラインテープ貼るだけにしときゃよかった。
 本来ならみっともなくてとても人に見せられるもんじゃないんですけど、断腸(団長ではない)の思いで公開した次第。お蔵入りにするほど自分に厳しい性格でもないし・・・ホント恐縮してます。
 次回はもうちょっと落ち着いてやらないといけませんね。しばらく素組みでクールダウンしよっと(いつまで続くことやら・・・)。


 

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