TOPページへ 三菱 コルトギャランGS
童友社 1/24
 1969年にデビューしたギャランは、それまでの車には見られなかった直線的なデザインで、 とりわけパッとしない車が多かった三菱車のイメージを一新し、当時かなりの人気を博した車でした。
 キットは、童友社の「ノスタルジックヒーローズ」というシリーズからリリースされているもので、 過去に発売されていたモデルを一堂に集め、化粧直しして再販しています。

 この童友社っていう会社は、過去に他社で発売されていたモデルの金型を引き取って生産し、 再販することがよくあるんですが、これも元ヤマダ製のキットです。
 何せ大昔のキットですから、 「うおおー、懐かしー」とばかりに飛びついて、一気に作ってしまうと、だいたい上のような仕上がりになります(笑)。 モーターライズですから、電池ボックスの関係で当然室内も上げ底です。って、このヤロー、 毎度毎度手ェ抜いてんじゃねーよ!ったくもー。
 すいません、決してキットのデキの事を怒っている訳じゃありません。何も考えずにストレートに作ってしまったので、 ちょっと後悔しています。
 この当時の車のプラモはモーターで走らせて遊ぶのが普通でしたから、壁やなんかにぶつけた時の事も考えると、 部品点数は少ない方がいいのかも知れません。
 また、ディテールが重視されるのは、1/20以上のモデルであり、1/24以下のモデルは、とにかく 「走る」事に重点が置かれているモデルが大半ですから、ディテールがどうの、 フォルムがどうのといちゃもんをつけるのはほどほどにして、発売されていることを素直に喜んだ方がいいと思います。
 とはいえ、素組みだと現在のレベルで見ればかなりショボいのも事実ですので、 どうしても気になるという場合は改修が必要となってきますが、まともに取り組んだらキリがなさそうです。
 と言うわけで、気になったところをいくつか。
1 グリルと一体成型のヘッドライト。クリアパーツにするだけで、かなり印象は違ってくるはず。できれば尾灯もなんとかしたい。
2 タイヤが極太なのは直しようがないので、もう少し奥へ引っ込めて内股にする。
3 シートだけでもいいから、内装をでっち上げる。
4 ワイパーを別パーツにする。
 とりあえず私が考えていたのはこれぐらい。で、レストアしたのがこちら。


 という訳で、ウチに数ある「レストア対象車両」の中でも、 一番の不良在庫(笑)だったギャランでしたが、ひとまず、区切りをつけることができました。
 前頁の1〜4の他に、バンパーを削り込んで、メタルックを貼っています(シワ入っちゃいましたが)。
 カラーについては、TSオレンジから、同ブリリアントオレンジに塗り替えました。
 ちょっと、スミ入れがきつすぎたかな・・・。(^^ゞ

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