1991年にフルモデルチェンジしたランサーでしたが、
意外に大人しめで若さのないデザインだったので、個人的にはちょっとがっかりした記憶があります。
その先代のランサーはというと、日本じゃよほどの事がない限り売れない5ドア(今までそこそこ人気があった5ドア車って、
クイントインテグラと、ファミリアのアスティナぐらいしか記憶にないな)で、やはり印象に残る事なく消えてしまいました。
GSRという、最強グレードの設定もあるにはありましたが、兄弟車だったミラージュサイボーグとスペックが同じでは、
有難みもイマイチです。
私が印象に残っているのは、やはりランサーEXのGSR、通称ランタボです。
印象に残るって言うか、実際しばらく乗った事ありましたし。残念ながら、GSRじゃなくて1400ccの普通のタイプ
(グレードは不明)でしたけど。
この車については、いろいろ辛い思い出(エアコンが壊れていたとか)があるんですけど、
また別の機会に述べるとしましょう。
まあ、乗ってみて思ったのは「GSRじゃないんだったら、
カローラのDXに乗ってた方がずっとマシ」って事なんですけど(笑)。ああ〜、乗りたかったなー、ランタボに。
さて、ランエボの話に戻るんですけど、初代は翌年に発売されました。代を重ねるごとに文字通り「進化」し、
スタイルもエゲツナさを増してゆくエボシリーズですが、初代のスタイルはまだ大人しめでした。
ノーマルのGSRのエクステリアもせめてこれぐらいハッタリを効かせてくれていたらなー、とも思いましたけど。
キットはハセガワ製。色は、カタログの表紙のとおり赤で決まりです。
全くのストレート組みですので、これ以上のコメントはしようがありません(いつもの事ですが)。
余計なデフォルメは一切加えないのがこのハセガワというメーカーの信条だそうで、
5ナンバー車だと何となく細長く感じます。タイヤも、他のメーカーの車と比べると細めです。
まあ、そこに惚れ込んで同社製のエボ6まで買ったんですけど、いつまでたってもエボ7が発売されない。
そうこうしているうちに、他のメーカーから出てしまったし。
そりゃないよー。ハセガワ製の歴代のランエボをズラリと並べるという私の夢は、一体どうなるんだ(知るかよそんなの)。
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